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3.242013
「イキイキした美容室」はチームができていた_人と組織の活性化研究会(APO研)の感想
2013年3月21日に人と組織の活性化研究会(APO研)の定例会で美容室経営のコンサルティング会社社長八坂昌明さんに「イキイキした美容室には何があるのか」というお話をしていただきました。
成功している美容室の共通点は
1)オーナーが行動力とリーダーシップ
2)社内行事が多い
3)自発的なミーティングがある
特にミーティングの内容は「いかに売り上げるか」ではなく
「お客様に喜ばれるにはどうするか」
この1点を徹底して議論し、出てきた内容を実践し、お客様に喜んでもらった成功体験を次のアクションのモチベーションにつなげていくというもの。
目標の設定の仕方と「やってみよう」の行動力ですね。
失客ゼロにした高槻の美容サロンではシャンプーブースを森林のようにして、アロマを炊いて、お客様にアロマのプレゼントも。
徹底した顧客満足の追及です。
イキイキした美容院はリーダークラスの人材がしっかりしているという話も興味深かったです。
オーナーや大先輩が若手に発破をかけるより、3年上ぐらいの先輩が若手の相談に乗ったり、自主的なミーティングを開いたりできていると組織は安定し、イキイキしているというのです。
お話を伺いながら、イキイキと生産性の高い魅力的な美容サロンはチームビルディングができているのだと思いました。
その他
「気づかいは教育で培うことができるのか」などの議論が出ました。
加護野忠男先生のお話で、祇園の舞子さんの研究をしている西尾久美子先生によると、舞子さんの気遣いはお座敷で先輩たちから教育されることで身につくとのことです。
そこには観察すべきポイントがあり、例えば飲むときのグラスの傾き方で、お酒の注ぎ時を知るというものです。
観察すべきポイント、観察力などは、集合研修みたいなものではなく、小さな集団(小集団)のOJTで学ばなければ身につかないというお話も出ていました。
これも「チーム」の効果ですね。
これはチームビルディングと習慣化の手法「TREEダイナミクス」の実践で実現できそうだと思いました。
Try(やってみよう)
Refresh(イキイキしよう)
Enjoy(楽しもう)
Encourage(励ましあおう)