STAFF BLOG
2.102012
身体は食べ物からできている。キャリアは経験からできている。
私の年齢(1959生まれ)になると、人間の身体は、食べるものによって影響を受けているのが実感としてよくわかります。
脂っこい食事の好きな人は、肥満が多く、血圧が高くなる人が多い。野菜嫌いな人も血圧が高い人が多い。栄養バランスの悪いものばかりを食べている人は顔色が悪く、年老いた印象。免疫力が落ちて、風邪引きやすい人もそんな印象。。
最近、加齢に対するさまざまな研究がなされ、どんな食材を摂取することが、血管や細胞の老化を抑えることができるかについてかなり明確になってきました。
このストレス社会では、食べることについて、正しい知識と実践をすることが将来の自己防衛につながります。
私は健康補助食品(サプリメント)を摂っているのですが、サプリメントに何か即効性を期待しているわけではありません。加齢とともに落ちてくる機能を補う食品として摂取しているのです。
お医者さまによっては、サプリなど効果ないとおっしゃる人がいますが、それも当然だと思います。決して即効性のあるものではなく、身体をつくる食べ物なのですから。
ところが昨日聞いた話に驚きました。それは癌などの病になった人たちは、相当高額なサプリメントを飲んでいるというのです。できれば、大きな病気にならないように日々の食事にはできるだけ気をつけたいと思います。
うつ病などのメンタルヘルスにかからないためには、ランチタイムのすごし方が大事だという話を予防医学を推奨されているドクターから聞きました。
ランチタイムに環境を変えて、「今日は何を食べよう」とわくわくした気持ちをつくるだけでもメンタルヘルス予防に効果があるそうです。
ところが忙しいいからと言って、毎日、コンビニで適当なものと缶コーヒーを買い、PCで仕事を続けながらの食事は心身ともによくありません。
身体が食べ物から作られることと、キャリアが自分の経験からできていることと、私から見れば似ているように思います。
日頃、どちらも「何からできているか」など、強く意識していないけれど、明らかに日々の積み重ねが今の自分をつくっています。
身体もキャリアも、一度、日々の積み重ねについて振り返って見直してみるのは、イキイキと働く上でも大事なことかも知れません。