STAFF BLOG
3.102012
会社が従業員の健康に関与する意味を知ってほしい
前回のブログで、健康は会社にとってリスクマネジメントとして重要だと書きました。
このリスクマネジメントとは、安全衛生のように会社が取り組んでいないと、責任を問われるということです。
リスクマネジメントの視点だけで会社が従業員の健康に関与すると、「形式だけ、やっておけばいい」ということになりがちです。
たとえば、「定期健康診断を受けさせている」とか「メンタルヘルス研修を実施している」とか。。
確かにこれらの取組みは大変意味のあることですし、やらなければならないことだと思います。
でも、会社が従業員の健康に関与するのはリスクヘッジが目的では困ります。
健康とはイキイキとした組織づくりに必須のものです。コミュニケーションが活発でイキイキとした状態こそ、健康といえるのです。
会社が従業員の健康に関与する目的は、従業員と組織のイキイキであり、組織生産性向上施策のひとつです。
案外と企業の健康に関わっている人であっても、健康診断と検査結果数値の改善のみにしか、意識関心がいかない人が多いことに驚いています。
経営の視点で従業員の健康を考える人を増やしていくことが、求められていると強く感じています。