STAFF BLOG
9.182014
Webを活用して研修効果を最大化する方法。
企業の教育研修担当の方にお話をうかがうと、研修後の成果の定着化のためのフォローアップに試行錯誤され、時間と手間を惜しまず人材育成の支援をされていることが分かります。
紙にプリントされたワークシートを活用して、都度回収をされているケースもありますし、メールで細やかにサポートをしているケースもあります。
対象となる人数が少なければそれも可能ですし、全員が顔の見える範囲で仕事をしているのであれば対面で行うことも可能でしょう。けれども、一定の規模の組織になり、拠点も複数になってくると話は別。想いをもって人材育成に取り組んでいるけれど、ものすごく業務量が増えてしまって...ということはありませんか?
オンラインで研修フォローを行うことによる効用
Webを活用した研修フォローを取り入れることで、研修成果の定着化を後押しするだけではなく、実は教育研修担当者の手間を最大限減らすことができるともいえるのです。
職場に戻ってからのアクションプランの実践と定着化状況をデータで追えますし、褒めたり励ましたりといって重要なフィードバックも都度メールソフトを立ち上げずとも実施できます。報告書代わりになるレポートデータも出力ができます。課題提出も受け付けることができるでしょう。
そうすることで、煩雑な業務に追われることなく、もっと本質的な人材育成プランの検討や改善に時間を費やすことができますし、より多くの人材育成対象者の状況を俯瞰してみることができるようになります。
現在では、職場のパソコンだけではなく、スマートフォンを利用する従業員も増えたと思います。業務端末としてスマートフォンやタブレットを導入されるケースも増えてきました。こうしてインターネットを活用した研修フォローを実施するハードルはますます下がってきているのではないかと思うのです。
ITを使うことが目的にならないように!手段が目的化してはダメ!
世の中にはもちろん、人事管理システムや、タレントマネジメントシステム、多面評価のシステム、eラーニングにいたるまで、あらゆる“システム”が存在します。
ただ、私が知る限り、多くの場合は、そのシステムを使うためにまた業務が増えてしまったり、逆にシステムに使われてしまっている...というような状況が多く存在すると感じますし、本末転倒だなと感じています。だから、余計にWebシステムを活用して人材育成なんて面倒くさそうとか、そもそもイメージわかないという方が多くなっているのではないでしょうか。
海外では既にeラーニングという言葉が人材育成から消え、もはやITを活用した人材育成が当たり前になってきているといいます。先進諸国の中で、日本は圧倒的にこの分野でのIT普及率が低いと言われています。
せっかくの教育研修をもっと効果的にすることで、企業の生産性はもっと上がると思います。そのために人材育成はしているはずなのですから!
私たちのサービスは事務局の負担を減らすことから始まった?
habi+Do!というサービスは、もともと事務局の負担を減らし、成果の出る人材育成・組織開発の方法を、再現性高く実施していくことを目的として開発がスタートしました。
Try(やってみよう!)、Reflesh(イキイキしよう!)、Enjoy(楽しもう!)、Encourage(励まし合おう)をキーワードに、目標に向かってグループで一定期間取り組むことで成果につながるという仮説を立ててプロジェクトを実施し、実際に大きな成果につながりました。
しかしながら、大人数を細やかにサポートし、盛り上げ続けるのって、ものすごく事務局の負担になるんですね。現場の生産性が上がって良かったかもしれませんが、事務局が疲弊してしまっては、再現性がありません。
そうした事務局(担当者)の負担を最大限軽減しながら、参加対象者の成果をもっと上げるには、ということを考えながらサービス開発に取り組んでいます。きっとこの開発に終わりはないと思います。
こうしてリリースしたサービスがhabi+Do!であり、研修フォローをオンラインで支援するhabi+Do!プラクティスです。そしてオンラインで支援するノウハウを学んでいただくオンラインファシリテーターの養成を行うTREEガイド養成講座です。
今後もICTを活用して働く人々や組織がイキイキとするためのサービスを提供して参ります。