STAFF BLOG
6.302014
最初が肝心!バーチャルチームには日本的な要素が不可欠?
先日参加したASTD速報会2014より、私が個人的に気になったものをご紹介!Part3です。
社会はグローバル化が進み、働き方そのものも多様化してきている状況。そんな中、キーワードとして登場しているのが「バーチャルチーム」というコトバです。
つまり、インターネットによってつながったオンラインでのみの関係性で共通の目的に向けてミッションを遂行するチーム、と考えられるものです。Face2Faceでちゃんと対面して物事を進めるにこしたことはありませんが、現実的にはオンラインで仕事を進めるということは大なり小なり既に経験している方も多いはず。
特にグローバル企業などでは、直接集まることが困難ですから、オンライン上のツールをあれこれ用いながら目標や情報を共有することが当然となります。
その時に重要な要素として、“日本的”なことが重視されているとか。
それは何か?
それは、「人々が“参加によるチーム運営のマインドセット”を持つこと」です。
まだ良く分かりませんね(笑)
要は、チームとして機能しパフォーマンスを発揮するために、例えば互いにプレゼントを贈り合うというような、相互に認め合い尊敬しあい人間関係を重視するようなことをすると効果的であり、そのような考え方を持ってチームは運営されるべきだ、ということです。
これまでの個々のパフォーマンスの評価や判断を大切しろというような考え方から変化してきているということ。ちょっと皮肉だなと感じるのは、オンラインだからこそ、そういった人間関係を最初にちゃんとつくりましょう、ということが謳われていることだ。対面だとそこをないがしろにしてプロジェクトが進んでしまうこともあるのでしょうか。(きっと決起集会、キックオフ飲み会を開きましょう!というように日本では以前から風習があるような気がします。逆に海外の最新がそれ、なわけですね!)
ともあれ、共通の目標を目指して、互いに協力し合う必要がある場合、最初に各自がしっかりと自己開示をして自分が何者であるのかということをちゃんと皆に知ってもらうということや、他者のそれをしっかりと認め受け止めて仲間としてやっていくことをちゃんと伝えることが、オンラインだからこそ余計に力を入れてする必要があると思います。そうでないと、言いたいこともちゃんと言えません。
とにもかくにも最初が肝心、ということですね。
今後、仕事の領域でも、学習の領域でも、バーチャルチームを組んで目標達成を目指す、ということは当然のことのようになってくるかもしれませんね。