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10.62012
「チームでやる」いう意識
日本の強みはチームプレーだと言われてきました。
2012年のロンドンオリンピックでも団体競技でのメダル獲得が多かったことは、その日本の強みの表れといえるのでしょう。
チームとして機能していますか??
ところが職場では、「チーム」がどれほど機能しているでしょうか。
あなたの職場でチームはあるか?と問うと、ほとんどの場合「ある」と答えるはずです。
でもチームとして機能しているかを問うと、分からないのではないでしょうか。
チームとして機能している状態は、1+1>2の成果が出ている状態です。
名前ばかりがチームでも、自分に割り当てられた仕事を一人でこなし、チームの責任者はチームのマネジメントもプレイヤーもすべてこなしているような状態では、1+1<2の生産性にしかなっていないのではないでしょうか。
平均睡眠時間が少ない理由とは??
サノフィアベンティスの調査の記事に興味深い記述がありました。
フランス、米国、日本のビジネスパーソンの日本人の平均睡眠時間がもっとも短かったそうです。
しかも、その理由は日本人の働き方がチームワークではなく、自己完結型だからではないかと推察しています。
このことは、今の日本の働き方の生産性に大きな問題を指摘してくれています。
出てきた成果が、チームワークで取り組んだものと、一人親方の集まりで取り組んだものと同じであったとしても、後者の場合、睡眠時間を削ってまででも取り組んだとすれば、心身への負担とそれによる将来の疾病リスクによる生産性の低下を示しています。
もちろん、余分な残業が発生しているとすれば、残業代というコスト増ですよね。
チームでやるためには何が必要??
「チームでやる」ためには、個人の取り組み、リーダーの役割、チーム運営の視点が必要です。
1.自分の強みを知る
2.自分の強みを生かす専門性を身に着け磨く
3.自分の弱みを知る
4.自分の弱みは何で補えるかを知る
1.目標をメンバーに理解をさせる
2.メンバーの個々の強み、スキル、専門性に応じて仕事を割り振る
3.メンバーへのフィードバックとチームとして機能しているかどうかのフィードバック
わかっちゃいるけど、なかなか実践できない。そんな時間の余裕がない。会社の方針にチームプレーがないとついつい愚痴りたくなるのもわかります。
でも「チームでやる」という強い意識を持てば、案外とあきらめていることに解決の糸口が見えてきます。