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【イキイキの処方箋】許せること。許せないこと。

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コンフリクトをまとめること

仕事の実態とはコンフリクトのマネジメント

仕事の場では、様々な価値観の違いに驚くことが実に多いものです。個々人が育ってきた環境や価値観、所属する組織風土に関連した価値観など、自分が常識と思っていることが、実はそうではないことはよくあること。それが仕事という利害関係がかかわる場では、いっそう強く関わってきます。

価値観の違いとは、「許せること。許せないこと。」です。仕事を進めるうえで、物事の判断に「許せる、許せない」という価値判断が入り交じり、いろんなコンフリクト(意見や利害の対立、葛藤)が生じます。

組織経営とは、このコンフリクトのマネジメントなのかもしれません。目標に対して、何から、どんな戦略を立てて、誰を使ってどう進めていくのか、そう組み立てていく中で、様々な対立や葛藤が起こります。

例えば新しいことをしようとすると、既存の価値観を持った人たちとの対立が起きるし、反対に新しすぎる提案を持ってこられて、その価値観が理解できない場合もあります。
どこに焦点を当てるかですら、さまざまな考え方や意見が起こることから、なかなかまとまりません。

マネージャーに求められるファシリテーションスキル

もし、あなたがそのチームをまとめる立場であったなら、どうまとめていけばよいでしょうか。

これからのマネージャーに必要な能力のひとつに、ファシリテーション力が挙げられています。

ファシリテーション(facilitation)とは、人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすること。集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習等、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きを意味する(特定非営利法人日本ファシリテーション協会HPより)

チームのみんなが課題解決に積極的に参加し、合意形成ができる場を作る能力が求められているのです。ファシリテーターとしてのスキルを高めるトレーニングなどに参加することも効果的かもしれません。

チームをまとめる人になるための準備

私は、そのことに加えて、コンフリクトのマネジメントには、チームをまとめる人がメンバーから信頼される人物であることが必須のように思います。民主的な合意形成で、すべてがスムーズに進む場合は問題ないのですが、さまざまな制約などで、場合によってはまとめる側が最終決定をする場面も少なくないでしょう。

その場合、あの人が決めたことだから信頼しようと多少の議論の凸凹があっても、まとまっていける魅力を持つ努力が必要なのだと思います。

その魅力を持つには何をすればいいのでしょう。私が魅力的なリーダーと感じる人には以下の共通項があります。

  1. 幅広い見識に基づいた哲学がある
  2. 決して押しつけがましくない
  3. 相手を思いやる懐の深さがある

このような魅力を高めるには、幅広い教養を若いうちから積極的に学ぶことが大事なのかもしれません。若いうちは単に業務をこなす能力が評価をされますが、上位になればなるほど、人間的な素養が重視されてくるのです。

豊田通商の山際副社長のインビューにもこれからのリーダーにはリベラルアーツ(教養)をもっと学ぶべきと話されています。

これからは多様性を活かした企業だけが生き残るー山際邦明氏インタビュー(3)働き方の変容とダイバーシティ

ネットワークを作るのも、イノベーションを起こすのも、リベラルアーツが必要なのだとか。

リベラルアーツを学ぶことは正解がでる仕組みを学ぶことではありません。深く広い教養を学ぶことで、課題を解決するための幅広い思考の幹を育てることになるのです。

思考の幹を育てるきっかけとして、まずあなたが仕事で「許せること。許せないこと」にぶちあったとき、決して感情的にならずに、なぜこれが許せないのか、私が許せてもあの人はダメなのかを考えてみてください。こんな答えのないことをいろいろと考えていく中で、気づいていくことがきっと出てきます。

石見 一女
Be&Do代表取締役/組織・人材活性化コンサルティング会社の共同経営を経て、人と組織の活性化研究会(APO研)を設立運営。「個人と組織のイキイキ」をライフワークとし、働く人のキャリアと組織活性化について研究活動を継続。

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石見 一女
Be&Do代表取締役/組織・人材活性化コンサルティング会社の共同経営を経て、人と組織の活性化研究会(APO研)を設立運営。「個人と組織のイキイキ」をライフワークとし、働く人のキャリアと組織活性化について研究活動を継続。

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