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TREEダイナミクスについて
TREEダイナミクスとは、自己効力感(Self-Efficacy)※を高めることで行動変容を促す手法です。
自発的に目標を立ててステップバイステップで実践をして達成体験を積み(Try)、行動の積み重ねやプロセスを視覚化することで成長を実感させ主体性を生み(Refresh)、ポジティブに捉え楽しむことを優先し(Enjoy)、仲間どうしで刺激しあい認め合うことを促す(Encourage)。
TREE(Try、Refresh、Enjoy、Encourage)で、個々の行動変容を促し、成果につなげます。
グループ(チーム)で取り組むことを前提としており、グループ(チーム)としての一体感を生み出します。
※自己効力感(Self-Efficacy)とは、カナダの心理学者アルバート・バンデューラが提唱した、行動を起こす自信・自分自身への信頼感をいいます。
アドバイザー:大阪大学大学院 経済学研究科 開本浩矢 教授
Face to Faceのコミュニケーション機会より、SNSやチャットツール等を通じたコミュニケーション機会が増えてきています。スマートフォンやタブレット端末の普及とともに、コミュニケーション機会は増加していますが、反面、目標共有やチームメンバーとしての一体感などが希薄になりがちです。
そのような環境下であっても、オンラインから行動変容を促し、グループ(チーム)の一体感を醸成する役割を担う存在を、私たちは「TREEガイド」と呼んでいます。それはグループ(チーム)をマネジメントする人でもあります。
TREEガイドとは
一同に介する時間が取りにくい時代になっています。ワークスタイルも多様化し、グローバル化の波もあります。それを補うためのICTのツールが多くできています。これからのマネージャーは離れているメンバーどうしのコミュニケーションや、自発的な行動を促進させる役割が求められます。
ICTで遠隔から支援を行いながら、個人の自発的な行動を促し、小さな成功体験をメンバーと共有したり、グループ(チーム)の一体感を醸成しながら、成果に導く役割を担います。
「ガイド」の言葉の意味は、「案内人」だけではありません。「手引き」「指導」「手本」「道標」の意味も持ちます。
TREEガイドは、「人と組織の活性化」についての高い専門知識、高い倫理観と信頼される人間性を持ち、チームのモチベーションを高めて成果に導くスキルをもたなければなりません。
TREEガイドのモデルは、山岳ガイドです。チームを成功に導く強い責任感と使命感を持って取り組んでいただくことを期待しています。
当社ではTREEガイドの育成を目的として、オンラインコミュニケーションマネジメント講座を実施しています。(TREEガイド®認定は、一般社団法人 人と組織の活性化研究会にて行われます)
TREEに込めた想い
私たちは目標を同じくし、自律しながらも、深い信頼でつながった状態を、健やかに成長した木の姿になぞらえています。
成長した木は大きく枝を伸ばし、葉が豊かに茂ります。
それぞれの葉や根は、自律的に養分を集め、それらは太い幹でひとつになります。
木はそのエネルギーを天に向けて成長させます。
木の成長曲線は、人と人とのつながりを築き方を教えてくれます。
信頼を築くステップは、良好な時期ばかりではありません。
寒い冬には成長が止まるように、関係づくりにコンフリクト(葛藤)はかならず起こります。
でも木に年輪があるように、コンフリクトを乗り越えることで強い絆が生まれるのです。
TREEダイナミクスで、自律と信頼でつながる組織を。顧客と深い信頼でつながる関係を。
エンゲージメントを高め、人も組織もイキイキと成長を続ける状態をつくる。
それが、私たちの理想です。