1on1が進化した「1on2」とは? AIを第三者として活用する新しい対話手法
なぜ今、1on2が注目されるのか
リーダーがメンバーの成長を支援する1on1(1対1の面談)は重要ですが、「メンバーごとの対応が難しい」「高い対話スキルが必要」「リーダーに学ぶ時間がない」といった課題があります。
この記事で提案している「1on2ミーティング」は、これらの課題を解決するための新しい手法です。
1on2とは?
リーダー(上司) と メンバー(部下) の対話に、AI を 第三者(専門家) として加える手法です。
リーダーが高い対話スキルを持たなくても、AIのサポートを得てメンバーの内面の支援を効果的に行えるようになります。

1on2の具体的な進め方(AI対話ツール「HERO Me」活用例)
1on2の場において、リーダーは「対話を進行するファシリテーター役」に徹します。
| Step | 行動 | リーダーの役割とメリット |
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心構え |
PCやスマホでAI(HERO Me)を”同席”させる |
メンバーとAIを交えた「横並びの対話」という意識を持ち、緊張感を和らげる。 |
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❶ 相談テーマを聞く |
メンバーに「AI(HERO Me)に聞いてみたいことある?」と問いかけ、テーマを入力してもらう。 |
メンバーは「上司」ではなく「AI」に話す形になるため、心理的なハードルが下がり、本音を開示しやすい。 |
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❷ 追加ヒアリングで課題を整理 |
AIが相談内容を肯定的に受け止め、課題を明確にする深掘り質問をしてくる。リーダーも質問を補足し、メンバーから話を引き出す。 |
AIの質問に答える形式なのでメンバーは正直に答えやすい。リーダーは正直に答えやすい。リーダーは話を整理し、AIに入力することでメンバーに「しっかり聞いてもらえている」という実感を与える。 |
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❸ 行動提案を”一緒に”受け止める |
AIが明確になった課題に対し、前向きな視点と行動提案をする。リーダーもAIに倣って前向きな声かけをする。 |
AIのコメント(例:「不安なのは、プロジェクトに向き合おうとしている証拠」)に倣うことで、リーダーも肯定的な声かけをするハードルが下がる。ベイビーステップ(小さくても一歩前に踏み出せること)を目標に、行動や思考を一緒に整理する。 |
1on2の実践者の声
この手法を試したリーダーからは、以下のような手応えが寄せられています。
- 傾聴と深掘りの質の向上: 自分だけだとすぐに答えを求めてしまうが、AIのおかげで背景からしっかり聞くことができる。
- 客観性の獲得: 1on2形式だと自分自身も第三者になれ、メンバーの反応を客観的に観察しながら対話を進められる。
- 質問の多様性: 自分一人では思いつかない角度の質問をAIがしてくれるため、深掘りがしやすい。
まとめ
1on2ミーティングは、AIを第三者の専門家として活用することで、リーダーの負担を軽減しつつ、メンバーの心理的・内面的な支援を効果的に行うことができる、1on1を進化させる新しい手法です。
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