モチベーションと生産性を高める!AIキャリア相談室「HEROMe」で社員の”モヤモヤ”を成長のきっかけに

HEROMeの利活用例

社内で「なんとなく元気がない」「モヤモヤしていて本調子ではない」という社員が増えていませんか?特に、キャリアや人間関係に関する「言語化しづらい不安や迷い」は、本人にとって大きなストレスとなり、結果的に仕事への意欲低下や離職にも繋がりかねません。

今回は、この「モヤモヤ」を解消し、社員の自律的な成長を促すAIキャリア相談室「HEROMe」の、具体的な活用方法とその効果についてご紹介します。

社員の「モヤモヤ」は、放置厳禁の“組織リスク”です


「モヤモヤする」「なんとなく不安」—こういった言葉の背景には、仕事やキャリア、人間関係における様々な課題感が隠れています。

今、なぜ「モヤモヤ解消」が人事の重要テーマなのか

終身雇用の時代が終わり、働き方やキャリアに対する価値観が多様化する現代において、社員一人ひとりが「自分のキャリアは自分で切り拓く」というキャリア自律の意識を持つことが、企業が成果を出すために不可欠となっています。
しかし、新しい仕事や人間関係、キャリアの方向性に対する漠然とした不安(モヤモヤ)は、社員のパフォーマンス低下や離職に直結する大きなリスクです。特に、孤独感を感じている20〜50代の社員は多く、また仕事に自信がないと感じている20〜30代の若手社員の割合は特に高いというデータもあります。

このモヤモヤを放置することは、以下の様な組織全体の課題へと繋がります。

  • 期待する人材の離職

  • 従業員エンゲージメントの低下

  • 挑戦しない風土や、リスクを避ける傾向


人事・組織が抱える課題:その「モヤモヤ」にどう対応する?

「モヤモヤ」や「漠然とした不安」といった、人に相談しづらい個人的な悩みに対し、企業の人事としてどのように対応すれば良いのでしょうか?

  • 相談する側のハードルが高い:社内のキャリア相談員や上司には「言いづらい悩み」や「本音の悩み」があり、利用をためらう社員が多い

  • 相談員の工数不足:相談員の確保が難しく、特に中小企業でのキャリア相談の導入率は限定的です。また、相談員が他業務と兼任しているケースが多く、十分な時間や質の担保が難しいという現実があります

  • 相談機会の不足:社員が仕事の多忙さから相談時間の確保が難しい、あるいは利用期間や時間が決まっているため相談のタイミングが難しいという課題もあります。


AI(
HERO Me)と「1on1」を気軽に

AIキャリア相談室「HERO Me(ヒロミー)」は、これらの課題を一挙に解決し、社員のモヤモヤを「前向きな行動の原動力」に変えることを得意としています


HEROMeは、キャリアや仕事で感じる課題感について、AIと手軽に1on1のような対話ができるツールです。

1.心理的資本を高める対話で、モヤモヤを整理

HEROMeは、個人のモチベーションや行動のエンジンとなる心理的資本(Psychological Capital)の開発法・思考法(ガイディング)をベースに対話を進めます。心理的資本とは、前向きな行動の原動力を指す概念で、「HERO」(Hope・Efficacy・Resilience・Optimism)の4つの力で構成されています

  • 客観的に思考整理を支援:AIとの対話を通じて、何がモヤモヤの原因なのか、自分の考えや課題を客観的に整理するのをサポートします

  • 行動を促す助言:心理的資本に基づき、相談者が前向きな行動を起こせるようなアイデアやヒントを示します。小さな一歩でも行動することで新しい気づきや変化が生まれることを大切にしています。

2.いつでも、どこでも、本音で相談できる安心感

  • 高い機密性:AI相手だからこそ、人には「言いづらい悩み」や「誰に相談していいか分からないこと」も、気兼ねなく本音で相談できます

  • 相談履歴は会社に共有されない:個別の相談内容は、管理者(会社)に一切共有されないため、安心して利用できます

  • 高い可用性:24時間365日、いつでも・どこからでも相談可能なので、悩みを抱え込む必要がありません。

モヤモヤを「行動」に変える具体的な使い方

社員の「モヤモヤ」を解消し、自律的な行動を促すためのHEROMeの具体的な活用例をご紹介します。

1. モヤモヤの自己内省と解消(セーフティネットとして)
社員は、誰に言うでもない日々の不満や漠然としたキャリアの不安など、あらゆるモヤモヤをHERO Meにチャットで相談します。

活用シーン
・「新しい環境でのストレスや、モチベーションが上がらない」ときに、前向きになるヒントを得る
「新しい仕事や人間関係で感じる漠然とした不安」を相談し、思考を整理する
・一日の終わりに「今日の学びや反省点」を振り返る(内省)
運用方法:社員に「相談しづらいこと、モヤモヤは、まずはHEROMeにチャットしてみて」と周知します 30。ログイン案内はメールで行うことができ、PCでもスマートフォンからでもアクセスできます。

2. 定期的な心の状態チェックと行動促進(人材育成・マネジメント支援として)
HEROMeに付属する「心理的資本診断®」を活用し、社員自身の心のエネルギーの状態を「見える化」します

活用シーン
・定期的な診断:定期的に「心理的資本診断®」を実施(31問に回答)し、自分の心理状態を客観的に認識します。
・上司との対話の補助:診断結果を参考にしながら、上司・部下間の1on1や業務ミーティングで心理的資本を高める対話(ガイディング)を意識して進めることができます
・行動のヒントを得る:診断結果レポートに記載されている、心理的資本を高めるための**おすすめの行動(タスクや習慣)を参考に、自己成長のための行動目標を設定します
運用方法:定期的な診断の機会を口実にHEROMeへのアクセスを促すことで、相談機会創出のきっかけにもなります.

3. 組織へのフィードバックと適切な窓口への誘導

・集団分析レポート:個人の相談内容は秘匿されますが、月毎の相談人数やテーマごとの件数推移など、個人を特定しない統計データとして利用レポートの提供が可能です。これにより、組織全体の傾向や、社員が抱える課題感の多様性を把握できます。

・深刻な相談への対応:もし深刻な問題に関する相談があった場合、HEROMeが予め設定しておいた社内の適切な専門家や担当者(産業医、ハラスメント窓口など)に相談するよう促すリファー機能が働くため、セーフティネットとして機能します。

個人と組織に前向きな変化を

HEROMeの導入は、社員一人ひとりの変化から、組織全体のメリットへと波及します。

▪️個人の変化:自律と成長の促進

  • モヤモヤ解消と行動への転換:不安や迷いを整理し、具体的なアクションプランに落とし込むことができます。これにより、「やることが多くて頭がごちゃごちゃするとき」も整理でき、前向きな一歩を見つけられます

  • 仕事への充実感の向上:キャリア自律度が高い社員は、仕事充実感や学習意欲、ワーク・エンゲイジメント、人生満足度が高いという研究結果もあります

  • 心理的な回復力の向上:困難を乗り越える力(Resilience)や、何かをやり遂げる力(Efficacy)など、前向きな行動の原動力を強化できます。

▪️組織側のメリット:負担軽減と成果の創出

  • 管理職のマネジメント負担の軽減:上司が対応しきれない日々のモヤモヤ相談をAIが担うことで、管理職の負担が軽減され、1on1の場をより建設的な対話に集中させられます

  • 離職・離脱の防止:仕事やキャリアのモヤモヤ解消を支援することで、ネガティブな離職を防止し、定着率の向上に貢献します

  • キャリア自律の促進:社員の自律的な成長(キャリア自律)を支援し、個々の力を最大化することで、人材育成の負担を軽減し、よりいっそうの活躍を促進します。

まずは手軽に無理なくスタート

「AIキャリア相談室」と聞くと、大掛かりな施策に聞こえるかもしれませんが、HEROMeは社員が手軽に始められるチャット形式のツールです。
「本音を相談してこそ意味がある」と考えるHEROMeだからこそ、社員の「心のセーフティネット」としてすぐに導入いただけます。まずはスモールスタートで、社員のモヤモヤに光を当ててみませんか?
HERO Meは、あなたが納得感をもって無理なく進める「前向きな一歩」を一緒に探すことを大切にしています。

まずは、デモや資料請求で、貴社の人材育成施策への活用イメージを具体的にご検討ください。

デモのご相談・資料請求はこちらから

まずはデモや詳細資料にて、HERO Meがどのように社員のモヤモヤに寄り添うのかをご確認ください。

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