キャリアシート作成はもう怖くない!AIキャリア相談室「HERO Me(ヒロミー)」で社員の”Will”を引き出す方法

HEROMeの利活用例

人事担当者の皆様、キャリア開発の施策に取り組まれている中で、こんなお悩みはありませんか?

  • 「キャリアシートの提出率が低い…」
  • 「書いてはいるものの、内容が抽象的で本音が見えない」
  • 「社員が自分のWill(意志・やりたいこと)と向き合うのを苦手としている」

年に一度のキャリアシート作成は、社員のキャリア自律を促す重要な機会です。しかし、忙しい業務の合間に「将来どうしたいか」を深く内省し、言葉にするのは、誰にとっても簡単ではありません。特に、「相談しづらい」と感じる人や、「書くべきことが思いつかない」とモヤモヤしている人にとっては、大きな心理的なハードルとなってしまいます。

結果として、表面的な内容で提出され、せっかくのシートが形骸化してしまうという課題は、多くの企業で共通しているのではないでしょうか。

なぜキャリアシート作成は難しいのか?

キャリアシートの作成が滞るのは、社員が「知識やスキルがないから」というより、むしろ「前向きに行動するための心のエネルギー」(心理的資本)が不足しているからかもしれません。

  • 「こんなことを書いても意味がないかも」とHope(意志と経路の力)が見いだせない。
  • 「自分がやりたいことを実現できる自信がない」とEfficacy(自信と信頼の力)が低い。
  • 「失敗したらどうしよう」というResilience(乗り越える力)の低さから、踏み込んだ内省や正直な気持ちの言語化を避けようとする。

社員がこのような心理的バリアを抱えていると、上司や人事に本音を相談したり、自分の「Will」を明確にしたりすることが難しくなってしまいます。

キャリアビジョンの検討に悩む人

HEROMeによる「Will発掘」アプローチ

ここで、対話型AIキャリア相談室「HEROMe」が、その壁を打ち破るサポート役になります。HEROMeは、単なるQ&Aツールではありません。社員の「Will発掘」と「行動促進」を重視した、心理的資本の開発法(ガイディング)にもとづいた対話を行うのが最大の特徴です。

HEROMeは、人の代わりに24時間365日、いつでも・どこからでも、社員の相談に対応できます。しかも、チャットの履歴が会社に共有されることは一切ないため、誰に聞けばいいか分からないちょっとした疑問や、社内では言いづらい本音の悩みも、安心して打ち明けることができます。

この心理的な安全性が、社員が自身の「Will」と向き合うための土台となるのです。

HEROMeを活用したキャリアシート作成の具体例

HEROMeをキャリアシート作成支援に活用するための具体的なステップと運用方法をご紹介します。

具体的な活用プラン

1. 事前準備:現状の心理的資本を客観視する

キャリアシート作成期間に入る前に、HEROMeに付属する「心理的資本診断®」(セルフチェック機能)を実施することを推奨します。

  • 診断内容の理解:社員は31の質問に答えるだけで、自身の心理的資本の状態(Hope、Efficacy、Resilience、Optimismの4要素)を客観的に把握できます。
  • 状態と向き合う:この診断結果には、強み伸びしろ、さらには行動のヒントが具体的に記載されているため、社員はまず自分の「心のエネルギー」の状態と向き合うことができます。

「やる気が低い」と感じている社員でも、結果を見て「なぜやる気が低いのか」を掘り下げて考えるきっかけになるため、キャリアシートという「問い」に向き合うための準備が整います。

2. 本音の内省フェーズ:AIと対話して「Will」を深掘りする

いざキャリアシートを書き始めようとして手が止まったとき、社員はHEROMeに「キャリアシートの相談」として話しかけます。

  • モヤモヤの言語化:AIは「キャリアプラン・仕事の適性・将来に関する悩み」などの相談テーマを基に、社員が抱える漠然とした不安やモヤモヤを傾聴し、問いかけを通じて思考の整理を支援します。
  • Willの具体化:AIは、社員の対話を通じて、彼らが大切にしていることや次にできそうなことをクリアにするサポートをします。これにより、「なんとなく辞めたい」と思っていた社員が「今の職場でできることがたくさんある」と前向きな気づきを得られたという事例もあります。
  • 行動への転換:対話の最終段階では、HEROMeは社員が納得感をもって、無理なく進められる小さな一歩を見つけることを大切にし、具体的なアクションプランを見つける手助けをします。この小さな一歩(例:〇〇について情報収集する、上司に相談する内容を整理する)が、キャリアシートの具体的な記述内容になります。

3. アフターフォロー:リファー機能(相談窓口機能)で適切な窓口へ誘導

もし対話の中で、社員が深刻なメンタル不調のサインを見せたり、ハラスメントなど特定の社内制度に関する相談が必要になったりした場合、HEROMeは予め設定された専門家や担当者に相談するよう促すことができます。

これにより、AIでは対応できない専門的な課題に対して適切なセーフティネットを提供し、人事部門の担当者様が個別の相談に追われることなく、業務負荷の軽減にもつながります。

期待できる効果・導入のメリット

個人、組織それぞれのメリットとは?

個人の変化(社員側のメリット)

項目 期待できる変化 根拠となるHEROMeの特長
キャリア自律 自分の「Will」が明確になり、自律的に行動する力が向上する。 心理的資本の開発法にもとづく対話。
内省の深さ 誰にも言えなかった本音の悩みを相談することで、思考が客観的に整理される。 秘匿性の高いAIとの対話。
安心感 孤独感が解消され、将来への漠然とした不安が軽減する。 24時間365日いつでも相談可能。

組織側のメリット(人事部門の課題解決)

項目 期待できる変化 根拠となるHEROMeの特長
キャリア支援の工数 キャリアシート作成前の「内省」をAIが代替することで、人事や管理職の面談・マネジメント負荷を大幅に軽減できる。 AIによる対話サポート。
施策の効果測定 「心理的資本診断」の活用により、社員の心の状態の変化を定量的に測定し、キャリア支援施策の効果を可視化できる。 診断機能の付属とレポート提供(希望に応じて)。
相談機会の創出 心理的資本診断をきっかけに相談の機会を定期的に作り出すことができ、相談件数の少なさという課題を解消できる。 診断機能を起点とした活用推進。
離職リスクの低減 仕事や人間関係のモヤモヤを早期に解消できる窓口となることで、ネガティブな離職を未然に防ぐことができる。 相談内容の多様なテーマへの対応。

人事担当者様へのメッセージ

キャリアシートの提出期間だけ、社員に「Willを考えろ」と促しても、なかなか本質的な内省は生まれません。重要なのは、日々の業務の中で社員が前向きな心の状態を保ち、自律的に考え、行動する習慣を身につけることです。

AIキャリア相談室「HEROMe」は、そのための「心の筋力トレーニング」を、社員が最も負担なく、安心して取り組める環境で提供します。
「これならすぐに取り組めそう」と感じていただけたなら幸いです。

まずは、お持ちの課題に合わせて「HEROMe」がどのように機能するか、デモやトライアルを通じて体験いただくことをお勧めします。従業員のセーフティネットとして、あるいは人材育成・マネジメント支援ツールとして、HEROMeの導入をご検討ください。

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