こんなお悩み、感じたことはありませんか?

  • 頑張っているのに、思うように成果が出ない
  • メンバーが失敗を恐れて、挑戦を避けてしまう
  • 自分自身、最近ちょっと自信を失っている気がする
  • 人材育成やマネジメント施策が、いまひとつ効果につながらない(人事・育成担当)
  • 現場の当事者意識やモチベーションの低下が気になっている(組織リーダー)
  • クライアントの“本質的な変化”を後押しする方法に悩んでいる(コンサルタント)
  • 関わる人の“行動”や“思考”をもっと前向きにしたいが、アプローチに迷っている(支援者・研修講師)

こうした悩みは、決して特別なものではありません。
多くの職場やチーム、そして立場によっては顧客の現場で日々起きている、リアルな課題です。

これらに共通しているのは「人の内面」が関わっていることであるということ。
その”内面の力”こそが、私たちが注目している「心理的資本」なのです。

人が持つ3つの資本

経営学組織行動論の分野では、人材の業績に関わる要因について研究が進んできました。そのなかで、人がパフォーマンスを発揮したり、成長をするためには3つの資本が作用すると言われています。

人が持つ知識やスキル・人のつながりを活かそうとするためにも、新たに身につけようとするためにも、前向きに行動をする心の状態は不可欠です。3つの資本は相互に依存し合い相乗効果を発揮するものと考えますが、その中でも心理的資本は土台となる資本と言えるでしょう。

心理的資本とは、「前向きに挑む力」

心理的資本(PsyCap:サイキャップ)とは、人が前向きに挑戦し続けるために必要な“4つの力”を指します。
私たちはこの4つを、以下の頭文字をとって「HERO」と呼んでいます。

心理的資本の4つの要素、HEROとは

  • Hope(意志と経路の力):目標を実現したいという意志と、それを達成する道筋を描ける力

  • Efficacy(自信と信頼の力):自分にはできるという自己効力感と、自分を信じて行動できる力

  • Resilience(乗り越える力):困難やストレスからしなやかに立ち直り、挑み続ける力

  • Optimism(柔軟な楽観力):現実を前向きに受け止め、柔軟に捉え直し未来を肯定できる力

これらは生まれ持った性格ではなく、トレーニングによって誰でも育てられる人にとっての“資本”です。
そしてこの力は、チームや組織の成果向上だけでなく、クライアント支援に関わるコンサルタントや人材育成のプロフェッショナルにとっても、非常に実践的な武器になります。

心理的資本が活きる、リアルな場面

心理的資本は、決して抽象的な理論ではありません。
日々の現場で起きている出来事に、驚くほど密接に関わっています。


例えば…

チームで新しいプロジェクトに挑戦する時、「やり遂げたい」という強い意志と、「どう進めれば良いか」のルートを自ら考えられるメンバーが増える。

苦手な業務にも「自分ならできる」と思い、自信を持って取り組むことで成長スピードが上がる。

失敗やトラブルがあっても落ち込みすぎず、冷静に立て直して次に向かうことができる。

先行きが不透明な時期でも、前向きな見通しを持って挑戦を続けられる。


こうした力が自然と発揮されることで、職場に「前向きな空気」が広がり、成果や挑戦が連鎖的に生まれていきます。

なぜ今、「心理的資本」なのか?

私たちは今、先の見えない時代を生きています。
ビジネス環境の変化、働き方の多様化、そして人材育成やエンゲージメントに対する新たな課題…。

こうした中で問われるのは、「人の内側にある力をどう育て、どう活かすか」という視点です。
「やる気」や「スキル」だけでは補えない部分にこそ、心理的資本が持つ価値があります。

  • メンバーの主体性を引き出したいリーダーやマネージャー

  • 組織変革や人材開発を担う人事・育成担当者

  • クライアントの課題を“人”から解決したいコンサルタント・支援者

誰もが、心理的資本の可能性を“自分ごと”として活かすことができます。

心理的資本は、開発し育てられる

心理的資本の魅力は、それが「トレーニングによって育てられる力」だということです。

実際に、私たちが提供するプログラムでは、個人・チーム・組織が「前向きに挑む力」を身につけ、行動と成果につなげていくプロセスをサポートしています。

では、どうすれば心理的資本を実践的に身につけられるのでしょうか?

「知っている」から「使いこなせる」へ

心理的資本の概念については、探せば知識として知ることはできるでしょう。
しかしながら「使いこなす」ことができるかどうかで、成果は大きく異なってきます。

自身・メンバー・顧客の成果UPや成長促進にウェルビーイング向上を実現するためには、使いこなすことが求められるでしょう。株式会社Be&Doでは、使いこなすための知識と実践の場、それを補助するツールの提供を行っています。

Let's leverage our psychological capital for ourselves, those around us, and our customers.

PsyCap Master® 認定講座
(心理的資本開発指導士の養成講座)

心理的資本を自ら高め、周囲の力を引き出す実践者となるためのプログラムが
PsyCap Master® 認定講座」です。

この講座では、以下のようなステップで、心理的資本の理解と実践を深めていきます。

  • 自分自身の心理的資本と行動性向タイプを可視化する診断を体験

  • 各構成要素(H・E・R・O)の理論と現場での活かし方

  • 日常に取り入れられるアクションの設計と実践のケーススタディワークショップ

  • 行動の変化を継続するための振り返りと内省のサイクルの体験

講座を通じて、「前向きに挑む力」を自ら体感し、他者にも伝えられる存在になることができます。

組織・クライアントに届けたい方へ

 HEROICライセンスパートナー制度

より効果的に心理的資本の力を届けた、組織の現場や個人に届けたい方には、HEROICライセンスパートナー制度をご用意しています。

この制度では、ライセンス取得者が、クライアント向けのコンサルティングや自社内の組織開発・人材育成として以下のような活動を行うことが可能です。

  • 組織開発コンサルティングや個人メンタリング等で活用できる特別なアセスメントレポートの利用
  • 心理的資本診断や行動性向分析を行うことができる「HEROIC」の活用(商用利用/代理販売可能)
  • Be&Doが提供する研修やワークショップ、個別トレーニングで活用できるコンテンツ・ツール類の利用

人や組織の「変化の起点」をつくる力として、心理的資本の活用をご自身の専門性と掛け合わせて展開していただけます。

実践者の声から広がる、前向きな変化

心理的資本を学び、実践した方々からはこんな声が届いています。

「前向きに動き出せる“きっかけ”をつくれた」
(企業向け支援キャリアコンサルタント)
管理職研修の中で心理的資本の診断ツールを使い、参加者自身に気づきを促す設計に。研修後には「自分の資本を高めたい」「1on1をお願いしたい」という声も。現場での変化の連鎖を実感しています。また、PsyCapを学んだことで、ResilienceやOptimismといった力が支援者自身にこそ必要だと腑に落ちました。挑戦や困難も「これを越えれば自分が進化する」と受け止められるように。支援の軸が深まりました。


「“意欲は大事。でも、どう高めるのか?”に答えが見えた」
(組織コンサルタント/経営者)
心理的資本は、“経験則では語れなかった心の力”を科学的に解明している点が魅力。
これまで曖昧だったマインド面の課題に、論理と理論でアプローチできるようになったことが大きな武器になっています。


「マインドを“どう伝えるか”の悩みに答えが出た」
(人事マネージャー/教育研修責任者)
これまで感覚的に伝えていた“自信の育て方”や“立ち直り方”を、心理的資本のHEROの視点で体系的に説明できるようになったことで、新入社員の反応が大きく変わりました。さらに体験型研修にHEROを掛け合わせたことで、受講者の気づきが圧倒的に深まりました。理論と体験が結びつくことで、研修効果が定着する手応えがあります。


「“イキイキ働く”を実現する、言語と仕組みが手に入った」
(製造業 生産管理マネージャー)
健康経営を進める中で、「イキイキ働くとは何か?」を模索していた時に心理的資本の概念に出会いました。
PsyCap Masterでの学びを通じて、自部門の課題だったコミュニケーション改善や現場マネジメントにHEROの視点を取り入れられるようになり、社内全体に前向きな空気が生まれつつあります。製造の現場は、困難や忙しさに直面することも多くあります。そんな中でも、一歩踏み出せる人、周囲に働きかけられる人が増えれば、チームの力は必ず上がります。心理的資本の考え方は、現場の人材を“支え合える存在”へと変えていくレバレッジになると確信しています。


「コーチングだけじゃない。“行動を促す力”が加わった」
(フリーランスコーチ)
自分のスキル・経験を、活用できる”資産”として、明確に認識できるようになったことで自分の強みを知り、それがクライアントにどのように活かせるのかを整理できるようになりました。
セッションでは、クライアントの状態に応じてアプローチを変えているのですが、クライアントに見えていない視点を提供するコーチングアプローチだけでなく、行動にフォーカスするガイディングも活用することで、クライアントの迷いが減り、行動までの考える時間が短くなったと感じています。


「問いかけだけじゃない、“関わり方の幅”が広がった」
(キャリアコンサルタント)
これまでの面談では、コーチングの問いが中心でしたが、HEROを取り入れたことでクライアントの視点を広げる材料を“スキルとして”持てるように。問いの質も、関わり方の選択肢も確実に広がりました。HEROの考え方は、視点が狭くなりがちなクライアントの思考や感情の枠を一気に広げられます。今後は心理的資本をテーマにしたセミナーも開催し、より多くの人に“枠の外”から動き出す体験を届けたいです。


まずは、あなた自身が体験してみませんか?

心理的資本は、「知識」ではなく「力」です。
そして、その力は誰もが持っていて、育てられるものです。

まずは、自分の内面と向き合い、
「前向きに挑み続ける自分」を育てる一歩を踏み出してみませんか?

そして、次は誰かの“前向き”を引き出せる存在へ。
チームや組織を前向きに動かしていく連鎖を起こす起点として。

文字通りのHEROとしての道は、あなたの一歩から始まります。

 認定セミナー/ライセンスについて

認定セミナーとは、心理的資本に関する知識に加え、心理的資本を開発するノウハウを深く学ぶためのセミナーです。また、HEROICライセンスパートナー資格を取得することで、心理的資本”理論的背景とする​組織開発・人材育成の知見・コンテンツを活用した​ソリューションおよびビジネス展開が可能となります。​組織開発・人材育成の新たな価値を創造しませんか?

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