ひとりでやりすぎる人は結果的に人をつぶすという実際の話。 | Be & Do Inc.

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ひとりでやりすぎる人は結果的に人をつぶすという実際の話。

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先日、久しぶりにお会いした人(Aさん)が、なんと転職した会社を1年もたたない間に退職したそうです。
悩む男性

すごく驚いて、身の上話を聞きました。

その人は、ある会社の課長としてX社に採用されました。
採用理由は、その職場は大変忙しく、現在の課長1名体制では厳しいので、マネジメント経験のある人を追加したいというのが採用の目的でした。

Aさんはこれまでの経験が評価され、課長職として採用に至りました。
人事部の採用担当からは、Aさんには、現場に新しい風を吹き込んでほしい、と強い期待を伝えられました。
意気揚々と転職したAさん。そこにはこれまで孤軍奮闘してきたB課長、そして他の部署から異動してきたばかりのC部長、その他のメンバー12名といった職場でした。

B課長と一緒に部内の推進、改善を進めていこうと思っていたAさんですが、入社すると、思い描いていた状況と全く違っていたのです。
仕事が…ない
たしかにこの職場は大変忙しそうでした。

特にB課長は毎朝7時30分に出社し、大抵20時、21時まで残業していました。
ですが、B課長はA課長に全く仕事の相談をしません。ただ、時々、自分がこなしきれない作業を『助けてほしい』と投げてくるのです。
新入りのA課長とすれば、全体がつかめないため、帰宅することも気が引けて、A課長も7時30分に出社し、B課長に付き合うように残業していました。
またB課長は、C部長には細かく相談、打ち合わせをしていました。全くそこにはA課長の存在は意識されていなかったのです。

強いストレスで結局、転職先を退職。。。

最初は「C部長も異動したばかりだから、B課長がC部長のフォローをしているのだろう。そのうち、こちらにも相談や一緒に進めることも出てくるかな」と思っていたAさん。

しかし、Aさんは事実上無視される状態が続きました。ついにAさんは強いストレスで意欲がなくなり、退職に至ったということでした。

チームで仕事をする意識が乏しい人は、無意識にB課長のようになっているかも。

私はこの話を聞いたとき、「なんてB課長はひどい人なんだろう、自らの保身が優先したに違いない」と憤りました。
でも一晩寝たら、もしかしたら、B課長はそんなにひどい人ではないのかも知れない、と思いはじめました。
もしかすると、B課長は、自分の仕事に一所懸命で、それをこなすことが最も重要だと考えているだけじゃないか、と。
なので新しく入ってきたA課長の存在は、ほとんど意識しておらず、忙しいときに手伝ってくれるとラッキー程度にしか思っていなかったのかもしれない、と。
また不幸なことに、このふたりの課長を調整する役割の部長は、新しく着任したばかりで様子がよくわからず、またこの部長も人にあまり関心がない人だったのかもしれません。

チームとしてシナジーを起こし、パフォーマンスを高めることがマネジメント

この不幸なAさん、そしてある意味で不幸なB課長、C部長。
この不幸な出来事は、B課長、C部長がマネジメントの果たす役割をあまり理解しておらず、行動が伴っていないところに問題があると思います。

私も気を付けたいです。

石見 一女
Be&Do代表取締役/組織・人材活性化コンサルティング会社の共同経営を経て、人と組織の活性化研究会(APO研)を設立運営。「個人と組織のイキイキ」をライフワークとし、働く人のキャリアと組織活性化について研究活動を継続。

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