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3.162018
こうべ健康経営会議 ブース出展してまいりました!
スタッフ舞田です。
3月14日、記念すべき関西初開催となったこうべ健康経営会議に、ご縁あってブース出展させていただいてまいりました。なんと、400名を超えるご参加があったとのこと!健康経営への関心の高さがうかがわれますね。
前半は、政策紹介として、スポーツ庁、経済産業省、厚生労働省からそれぞれ担当者が登壇され、現在の課題や、国が進めている各施策について紹介がありました。
スポーツ庁の話によれば、働く世代(20~50代)の運動不足が顕著であるとのこと。同時に運動不足感を感じている人も多いので、働く世代はなかなか運動のための時間を確保するのが難しいというのが共通したところなのでしょう(だからこそ企業主導で「健康経営」を推進する意義も大きいわけですね)。
まずは1日1,000歩(約10分)歩数を増やすことから始めよう!と、「FUN+WALK」というプロジェクトを政府主導で始めているという紹介がありました。「歩く」を目的にするとなかなか難しいけれど、楽しいこと(例えば、趣味の写真を撮るために歩く、美味しいものを食べるために少し遠出して歩く、自然の中でリフレッシュしながら歩く、など)と組み合わせることで、もっと手軽に歩数を増やすことができるよ、という推進です。
まさに、弊社のHabi*doを使った健康プロジェクトで、ある企業様の従業員の方たちが同様の取組みを工夫されていたのを思い出しました。グループのメンバーとのコミュニティで「こんな写真が撮れました!」「こんな美味しいもの食べてきましたよー」といった投稿をする楽しみをきっかけ作りにして、歩く機会を上手に増やしていらっしゃいました。
基調講演は、NPO法人健康経営研究会 岡田邦夫理事長による「健康経営の意義と社会的要請」。短い時間ながらヒントが盛りだくさんの内容!産業医として多くの従業員と向き合ってこられたからこその知見を交えて、今なぜ健康経営に取り組む必要があるのか・・・皆さん熱心にメモを取って聞き入っていらっしゃいました。
後半の目玉は、地元神戸だからこそお引き受けになったという、神戸大学大学院 経営学研究科 金井壽宏教授による特別講演「やる気を自己調整できる人間をめざす」でした。私どもも、HHHの会をはじめ、永く懇意にさせていただいている金井先生ですが、イキイキとモチベーション高く働く前提には、言外に「健康であること」が織り込まれているのだと繰り返し強調されていたのが印象的でした。
なかでも、金井先生のご専門であるリーダーシップのあり方として、優れたリーダーは、自分の心身の健康ややる気を自己調整できるだけでなく、フォロワーである部下が自己調整できるよう適切に支援することが求められる、という指摘には、まさしく健康経営が経営視点で語られるべきポイントが身近なところで実感できるお話でした。
ブースでは、弊社のHabi*doを使って健康経営にお役立てくださっている企業様の事例をご紹介していましたが、チラシを手に取り興味深く足を止めていただきました。お話をお聞きすると、これから施策を検討するところだと仰る企業様がまだまだ多い様子。私どもの事例がお取組みの参考になれば嬉しいですね。
最後に・・・いつも当社を応援してくださっている、健康経営会議事務局のルネサンス樋口さんとパチリ。ありがとうございました!