STAFF BLOG
10.52013
管理のための管理職はいらない。現場力を高めるのが管理職の使命なんです。
AmazonとエンゲージメントツールHabi*doは匹敵する?!
今回の東京出張で、超大手企業を顧客にしているコンサルタントの方から、こんな言葉をいただきました。
「Habi*doは世の中の既存の組織を壊滅させるパワーを持つサービスです。
それは僕から見れば、Amazonに匹敵するような存在です。Amazonができたことで、まず既存の書店のありようを変えた。そして流通の仕組みまで変えた。
Habi*doが広まると、これまでの組織のありようが変わるでしょう。それだけの破壊力のあるものだと思います。」
「えぇ~?!こんなかわいいHabi*doにそんな恐ろしい力があるんですかねぇ??」と思わず質問。というか、そんなに大それたものを作ったという意識もないので。
日本組織に根深いマイクロマネジメント
その方曰く、
「日本の会社組織の問題は、マネジメントにあると思います。
誰も責任を取らず、新しいものに挑戦もせず、ただ、自分の存在感を示すだけのために、部下の管理にしがみついている人が多い。
その人たちからすれば、現場が自律的に考えて行動するなんて脅威なのです。
でもHabi*doはそれを実現しようとしている。
(本来の組織が生産性を高める姿である)現場力を高め、管理職はその支援を徹底させる仕組みをうたっている。このことは表面的には同意を得られても、管理することで自分の存在を誇示してきた人たちからすれば、どことなく気味が悪いものなんです。」
「グローバル化が進み、日本がいっそうの競争にさらされている中で、ひとりひとりの能力を引き出し、自律した組織でなければ日本企業の活力はますます衰えると思っています。
しかしながらマイクロマネジメント(管理者である上司が部下に強く管理、干渉する)が日常化してしまっていると、その構造を変えるのはかなり難しい。」
「Amazonが流通の仕組みを破壊し、世間に受け入れられるまで赤字だったように、Habi*doの世界観が受け入れられるには時間がかかるでしょう。
でもそれほどのインパクトがあるものなので、がんばってください。」
Amazonになぞらえていただき大変光栄ですが、普及に時間がかかるというのは困りものです。
ここは半沢直樹よろしく抵抗勢力を打ち破っていきたいものです。
ただ、私たちの提案していることは、管理職をつぶすという発想ではなく、管理職は部下の管理をするのではなく、チームの成果にコミットして欲しいということなんです。
Habi*doは本来は管理職助けのツールであり、サービスなんですけどね。
まずはHabi*doのことがどことなく気持ち悪い、とか、理解できないと思う人は、知らず知らずのうちにマイクロマネジメントをやっているのかも。
現場力を高めましょう!
日本のために、世界のために。
個人と組織のイキイキのために。