STAFF BLOG
5.12014
従業員を”やる気”にさせるのは、実は簡単?!
”やる気”って何でしょう?
皆さんは、「自己効力感」っていう言葉、聞かれたことはありますか?
耳慣れないかもしれませんが、これこそが、”やる気”の正体。カナダの心理学者バンデューラという人がこの概念を提唱しました。
簡単に言うと、「できそうな気がする」と感じる、自分に対する信頼感。
そして「できる」という感覚であり、望む結果を達成するための活動を十分にこなせるという感覚のこと。
これがないと”やる気”になれないんです。
つまり、ある課題(業務)を与えられた時に、
自己効力感の高い人は「よし、やってみよう」と思う → 行動 → 達成・成長
自己効力感の低い人は「自分にはできないかも」と尻込み → 行動できない → 停滞
行動を起こすためには、”自己効力感”という入り口を通過しなくてはならないということですね。もしかすると、イマイチ”やる気”のない、あの○○さんも”自己効力感”が足りないのかもしれません。
では、どうすれば”自己効力感”を上げて「できそうな気になる」のでしょうか?
自己効力感は、こうすればUpする!
”自己効力感”を上げるための方策は、主に以下の4つ。
① 達成体験・・・自分自身で行動して「達成できた!」という体験のこと。これが最も強力。
例:何度も勉強や練習を続けることでやっと英語で話せるようになったり、試験勉強を継続して頑張って資格取得。
簡単に成果に結びつくことでは自己効力感を高める効果は少なく、努力を継続して苦労や困難を乗り越えたときほど効果が高くなる。
② 代理経験・・・他の人の様子を見ることで「私にもできそう!」という気持ちになること。
例:会社の同僚や友達が毎朝ランニングをしてダイエットに成功をみてやる気に!
達成する様子を観察することで自分もダイエットができそうだと感じる。
③ 言語的説得・・・周りの人に「君ならできるよ!」と言われたり励まされたりすること。
例:自分自身できるかどうか不安な仕事。
「あなたならできる」と周囲から励まされることで気持ちが軽くなり、取り組むことができた。
④ 生理的情緒的高揚・・・褒められることや気分が高揚したりすること。
例:興味のある自分自身の仕事やスキルアップにも役に立ちそうなセミナーに行って、そのプレゼンターの話にとても感銘を受け、その場のセミナーの演出や雰囲気にも多少の影響を受けて、なぜか自分自身もとっても自信に満ち溢れる。
つまり、小さくてもいいから自身の「やった!」という達成体験を蓄積し、それを褒めてもらったり、励ましてもらったり、仲間が頑張って達成している様子を共有することで、自己効力感を育てていくことができそうです。
この全てを簡単に実現できるのが、Habi*do
目標をチームやグループで共有し、目標達成のために自身で設定した日々の行動リストを「やった!」と報告することで達成や成功の経験を積み、互いの頑張りを共有して刺激を受けながら、スタンプで互いに励まし合うことができるしくみ、それが、Habi*doです。
従業員の”やる気”Upだけでなく、目標管理や現場での学びを促進する、簡単にできるしくみ。
貴社でも「できそうな気」がしてきましたか?
まだちょっと自己効力感が上がりきってないな・・・という方は、ぜひ、定期開催している当社のセミナーにご参加ください!効果的な活用方法や事例のご紹介はもちろんのこと、個別相談で具体的なご相談も。お気軽にご参加、お問い合わせください!