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デキる人材になるための健康習慣~「疲れない脳をつくる生活習慣」より

疲れない脳をつくる生活習慣

今回の読書:疲れない脳をつくる生活習慣

疲れない脳をつくる生活習慣

予防医学研究者の石川善樹さんの著書、「疲れない脳をつくる生活習慣」(プレジデント社)を拝読した。

副題が「働く人のためのマインドフルネス講座」とあり、瞑想トレーニングや呼吸法によって疲労を調整することで、ストレス軽減だけでなくビジネスパーソンとして高いパフォーマンスを出すためのわかりやすい解説が書かれてある。

ここでのポイントは、正しい休息と訓練で年をとっても鍛えることができ、発想力や集中力を高めることができるということが科学的な根拠とともに書かれてある。

マインドフルネスについては、また別の機会にまとめて紹介したい。

ここではこの本の後半に書かれている生活習慣と能力との関係に注目したい。

■睡眠→眠る時間を確保する生活習慣

6時間睡眠の人と7時間睡眠の人では脳の老化が2倍のスピードで進むという研究結果があるらしい。もちろん、適した睡眠時間はあるが、睡眠と脳との関係よくわかる研究だ。

睡眠不足が続くと、お酒でほろ酔い加減と同じくらいの認知機能になるとある。著者の石川さん「日本の会社では、寝ずにがんばることが評価されるが、アメリカでは寝ずに仕事をした人を「お前はほろ酔いで仕事をする気か」といさめた」というエピソードを紹介している。

自分の生活時間にきちんと睡眠時間を確保することが、デキる人材になるために必要だということだ。

■姿勢→よい姿勢&呼吸&席を立つ時間の習慣で頭すっきり

姿勢は呼吸にも関係することから、マインドフルネスにも関係する。科学的に効果が立証された教育法にモンテッソーリ教育、ツール・オブ・マインド、武道があるが、共通点は、姿勢を良く活動し、深い呼吸をする。集中力を高め、動じないことらしい。教育に効果があるということは、脳に良い影響ということだから、大人でも同じことがいえる。

また座っている時間が長い人ほど、座る時間が短い人より寿命が短いという研究がある。姿勢、呼吸、席を立つ時間など日常の何気ない行動習慣にも意識を向けることが大切だ。

■食事→血糖値マネジメントで集中力アップ

私は空腹になると、イライラして機嫌が悪くなるのだが、どうやらこの犯人は血糖値らしい。なので、会社でも3時のおやつは欠かさない。この本によるとそれは正解のようだ。

NASAの研究から始まった良好な人間関係を築くための研究では、血糖値の上がり下がりが大きいとイライラしたり集中力が落ちたりすることが分かったそうだ。

よいコンディションに保つには、血糖値を一定に保つことがよいのだ。

この血糖値を一定に保つには、極めて簡単な習慣でできる。

それはバランスのいい朝食を食べる。バランスのいい食事をきちんと3食たべる。(場合によってはヘルシーなおやつを10時と15時に食べる)。

野菜から食べる。よく噛んで食べる。

■デキる人材は自律的。

石川さんのこの本には「トイレの後、石鹸で手を洗う人はハイパフォーマー」という話が出てくる。トイレの後で石鹸で手を洗うという、良い行動が習慣化できている人はあらゆることにおいて自律的ということなんだろう。

また「朝食と“夫婦の関係”の関連性を探る実態調査」(マクロミル)というものの中で、朝食をきちんと食べている夫と食べない夫の平均年収の差が215万円という調査もある。(食べている夫702万円、食べていない夫487万円)。

これらの話を総合すると、デキる人材は自律的ということになる。

仕事のパフォーマンスを上げるためには、まずは良い行動の習慣化、すなわちいかに行動変容を起こせるのかを考え、着実に行動を習慣化させていくことなのだ。

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書いたひと

石見 一女
石見 一女
Be&Do代表取締役/組織・人材活性化コンサルティング会社の共同経営を経て、人と組織の活性化研究会(APO研)を設立運営。「個人と組織のイキイキ」をライフワークとし、働く人のキャリアと組織活性化について研究活動を継続。

著者リスト

  • 石見 一女
  • 岡本 映一
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