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叱れない上司(2)自分のマネジメントスタイルを確立すればぶれない

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叱れない上司(1)心の絆を感じる人間関係は営業成績を上げる の続きです。

叱れない上司という問題を改善するには、「自分のマネジメントスタイルを確立」をすることをおすすめします。

自分のマネジメントスタイルとは、もっとも自分らしいムリのない思考行動パターンや意思決定の傾向を自覚し、そのスタイルを貫くことだと思います。

自分のマネジメントスタイルが確立されることで、自分の行動や発言がぶれにくくなります。また、自分の得意不得意を踏まえて、メンバーとの協働や仕事の割り振りができます。

15年ほど前ですが、私が関わった調査で、自分の思考行動パターンを生かした行動をとれば営業成績があがり、本来の自分と異なった思考行動をとると営業成績が悪いという結果が出ました。

例えば、攻め型のタイプの人は相手をリードする話法や少し機をてらった企画提案をするほうが顧客の受けがよく、反対に攻め型なのに相手の話をじっくり聞いて丁寧に応対しようとするとうまくいかないというような具合です。

顧客にもアンケートをとったところ、自分のタイプとは異なる手法でアプローチをされた場合、どこか気持ち悪い印象を持つということでした。

自分のマネジメントスタイルを確立するには、自分の考え方に軸を持つことです。

軸を持つということは、「自分は何をなしえたいのか」という目的をはっきり持ち、それを周囲に示すことです。

この軸が明確であれば、手法は朝令暮改であってもかまいません。そして軸を持って部下と話をすれば、論点が明確になり、また叱らなければならないような事態であっても、「なぜ叱るのか」が伝わりやすくなります。

私は、叱れない理由の大半が、「自分は何をなしえたいのか」という思いではなく、「それはウチの会社にとってまずいでしょ」だけが叱る軸になっているからではないでしょうか。

サラリーマンでは「自分が何をなしたいのか」などと考えられないというご意見もよく聞きます。

でも部下を預かる立場であれば、責任だけではなく、部下に対する権限もあるはずです。「自分が何をなしえたいのか」は「誰に対しても挨拶ができる職場」でも「売上一番」でも会社の目的に合致したものでよいのです。

それを本気で思い、本気で実行さえすれば、叱れない上司のジレンマから解放されます。

結局、自分のマネジメントスタイルも習慣化によって確立されるのだと思います。

自分が何をなしえたいのか、そして、自分がムリなくパフォーマンスが発揮できるのはどんな行動のときか、それを継続し成果をより高めたいなら、まずは何からやるべきか。

そして行動の習慣化で周囲に自分を認知させるのです。

マネジメント研修(TREEマネジメント研修)では、自己を知り、目標設定を行い、マネジメントの習慣化を支援します。

石見 一女
Be&Do代表取締役/組織・人材活性化コンサルティング会社の共同経営を経て、人と組織の活性化研究会(APO研)を設立運営。「個人と組織のイキイキ」をライフワークとし、働く人のキャリアと組織活性化について研究活動を継続。

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Be&Do代表取締役/組織・人材活性化コンサルティング会社の共同経営を経て、人と組織の活性化研究会(APO研)を設立運営。「個人と組織のイキイキ」をライフワークとし、働く人のキャリアと組織活性化について研究活動を継続。

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