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ほめることの功罪 “承認のHITS” 

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最近の上司は褒め方も勉強をしなければならないようです。

「ほめる」ことで相手の気持ちをリラックスさせ、モチベーションを高めることができます。わかっていても日常の中であらためて褒めるのは妙な難しさがあります。なので、褒め方などの研修や教室が流行っているのでしょう。上司OK

”ほめる”ということによる罪の一面とは

最近、ほめるということの「罪」の一面も出てきていると感じています。

兵庫県立大学の開本先生が、最近の学生の特徴として「根拠なき自己効力感」をあげています。根拠もないのに自分は出来る!と自己評価をしているそうです。
なぜこのような学生が増えたかというと、叱られたり、厳しい競争などで勝ち負けの経験がなく育ってきたからではないかといわれています。

根拠なき自己効力感の強い人は、注意されたり、指摘されたことを自分自身が否定されたと捉え、ポッキリと心が折れてしまったり、指摘した相手が悪いと憤慨したりします。
ようするに褒められることに慣れていて、叱られることへの耐性がないのです。

心理学の分野でレジリエンスという精神的回復力に今、関心が高まっていると聞きました。その背景には、行き過ぎた「ほめて育てる」があるのでは、と心理学を学ぶ友人から聞きました。

私は「ほめる」ことは「叱る」または「注意する」とセットでなければ、人材の育成にはならないと思います。
ほめられたり、叱られたりしながら、自分の考えや行動、立ち位置などを自分で考えていく力を養うのだと思います。

日常ではほめるのではなく「認める」ことが大切

さて、その「ほめる」ですが、ほめるにも場合があります。
成果や結果に対する評価、例えば「優勝した」「人命救助をした」「高成績を出した」という具体的な成果の場合、これは極めて褒めやすい事態です。

多くの人が日常の中で、互いのモチベーションを高めたり、信頼関係を高める方法としての「ほめ方」に戸惑っているのではないでしょうか。
日常の中では、ほめるのではなく「認める」ことだと思います。
急にほめなさいといわれても、そんなに行動に移せるものではありませんし、いつも褒めない上司が研修をうけて返ってきて、急に褒めだしたりしたら気持ち悪いですよね。

TREEダイナミクスの習慣化手法では「承認のHITS」をおすすめしています。

H・・・ほう
I・・・いかにもorいいね
T・・・たしかに
S・・・さすがorすばらしい

など相手の発言などの行動を認める合いの手を入れるのです。

この合いの手だけで、相手の心は解けていきます。これは、相手の成果を褒めるのではなく、あくまでも「発言をしている行動」を認めているだけなのです。
これであれば、今日からでもできること。Be&Doの提唱する「承認のHITS」。ぜひ実践して、職場や家庭の良好な人間関係を築いてください。

なお、「承認のHITS」にも相手のタイプによって効果を高める言葉は違います。この違いTREEガイド養成講座にてご説明いたします。

石見 一女
Be&Do代表取締役/組織・人材活性化コンサルティング会社の共同経営を経て、人と組織の活性化研究会(APO研)を設立運営。「個人と組織のイキイキ」をライフワークとし、働く人のキャリアと組織活性化について研究活動を継続。

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石見 一女
Be&Do代表取締役/組織・人材活性化コンサルティング会社の共同経営を経て、人と組織の活性化研究会(APO研)を設立運営。「個人と組織のイキイキ」をライフワークとし、働く人のキャリアと組織活性化について研究活動を継続。

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