体系化されているからこそ、人に伝えられる

  • PsyCap Master認定者インタビュー
PsyCap Master
氏名
香川 浩
プロフィール
モチベーションブランディング ジャミラ 代表
ブランディングディレクター/グラフィックデザイナーでありながら、もっとクライアントの役に立つ仕事をするため、デザインという「 部分 」ではなく全体の仕事がしたいとの思いから“ブランディング”を学び、さらに「働く人を元気にしたい」との思いから“心理的安全性”を取り入れたオリジナルの『モチベーションブランディング』で、企業をサポート。

心理的資本を高める介入法=ガイディングのスキルを有するPsyCap Masterの認定を取得された香川浩さん(写真右)に、お話を伺いました。聞き手:Be&Do小西(写真左)

社内コミュニケーション改善に使えるかもと、勘が働いた

今回、PsyCap Master認定講座を受講されたのはなぜでしょうか?

もともと私はグラフィックデザイナーとして広告に携わっていましたが、もう少し川上の方から仕事がしたい、なぜこの仕事をするのかというところから入っていきたいという思いで、ブランディングを学びました。ブランディングを学んでいくうちに気づいたのは、ブランド=会社の印象を作っていくことですが、その印象を作るのは従業員一人ひとりだということです。従業員が楽しく働いていないと、ブランドは体現してもらえないと感じました。プライベートの心配事が仕事に影響していたり、人間関係がぎくしゃくしているとか、そんな状態で会社のために頑張ろうとはならないと思うんですね。だから、そもそも従業員がイキイキしていないと!ということで、人や組織についてさらに学び、関わるようになったら、自然とどんどんその比重が大きくなってきたんです。

そんなタイミングで、私が以前研修を受講した講師の方から紹介で、PsyCap Master認定講座を知りました。「心理的資本」は初耳でしたが、私がやっている社内コミュニケーション改善に使えるのではと思って申込みました。結果、正解でした(笑)

体系化されているからこそ、人に伝えられる

受講されていかがでしたか?

学んでいて思ったのは、これはコーチングのことを指しているなと。私は、コーチングを学んで実践していますが、感覚的にやっていた部分もガイディングではしっかり体系化されていて、理解しやすくなっていました。なので何がいいかって、人に伝えるのにいいんですよね。社内コミュニケーション改善に取り組んでいると、自分たちでやってもらえるようになるために1on1ミーティングの研修なんかも管理職向けに行いますが、そういう時にとても役立つと思います。ただ、心理的資本の内容をそのまま伝えると1~2回の研修では収まりきらないので、より重要なところを切り出して、ちゃんと実践してもらうにはどう伝えたらいいのか絶賛思案中です。

私は、コーチとしてクライアントと関わるときには、自分の人生の時間の使い方、今の使い方でいいですか?という問いかけをしてみます。より良い時間の使い方を考えるときに、根本になるのは自分の価値観なんですよね。好きなこととか、ついついやっちゃうこと、自分は普通だと思っているけど全然普通じゃないことに気づいてもらい、活かせるようになって欲しいと思っています。気づいてもらうためにワークもやったりすんですけど、PsyCap Master認定を取得するといろいろな内省や行動を促すワークシートが使えるようになるので、それらも今後活用できそうです。

この講座は、感覚的にやっていることをしっかり整理できるので、コーチの方におすすめですし、私が実施する研修でも、学んだ知識を活かしていこうと思っています!

受講いただいたPsyCap Master認定講座の詳細はこちら

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