STAFF BLOG
3.102015
比較されるSNSとの違いと利点についての考察です。
スタッフ橋本です。
最近、当社の提供するhabi+Do!について、一般的なSNSとの違いを認識することがありました。
というのも、過去にhabi+Do!を利用され、その後、無料のSNSか、既に社内で使っている社内SNSを使って同様の取組みをしようとしてうまくいかず、habi+Do!を再検討いただくケースがいくつか続いたからです。
ただただその場を「情報共有」や「コミュニケーション」の場として使うならば、それも良いでしょう。habi+Do!であっても、ただその目的で使うならば、掲示板の機能を使うことでSNSと同じような使われ方になるでしょう。予め情報共有の目的が明確で、既にコミュニティとして成立しているグループが使うなら問題ありません。目的を達成できると思います。
しかし、SNSによるコミュニケーションのみでマネジメントをしたり、プロジェクトを支援したり、トレーニングや、学習の支援をしたりすることは、皆さんが思っている以上に難しいものです。
なぜ、支持されるのか。下記にあげるのはその一部です。
その1.ユーザにとって、その場に訪れる目的をつくりやすいこと
habi+Do!は目標達成を支援するクラウドサービスです。
SNSでもなければ、グループウェアでもありません。eラーニングのLMSというわけでもありません。
目標を意識させるだけではなく、日々行動するリストをチェックすること。それらが、ポイント化され見える化すること。メンバーどうしで、目標を共有し互いに切磋琢磨し励まし合うことが容易であること。必要に応じてeラーニング教材を設置して成績管理ができること。評価のための指標がつくれること。相談・面談のための活動レポートがつくれること。
いろいろなことをできますが、要は目的に合わせて、その場に来る理由をつくることができるのです。
よって...次項に続く。
その2.運用方法のデザインをしやすいこと
habi+Do!の良いところのひとつは、目的に合わせて、その運用方法をデザインしやすいことだと思います。
例えば、
- 教育研修後の実践と定着化をフォローするため
- 形骸化した目標管理を機能させるため
- 日報を軸にしてOJTを行うため
- 健康指導の一環でグループコーチングを行うため
- 学習塾や英会話教室の生徒のモチベーション支援を行うため
- 現場スタッフの行動評価を行うため
- 加点評価による褒賞制度を行うため
- 中長期にわたる組織開発を目的とするプロジェクトを実施するため
などなど。
ここに上げたのは一部ですが、様々な目的で効果を発揮します。それぞれ、企画・運用方法や設定は異なります。「この目的のために利用し、参加者の◎◎な目標達成を支援するならば、あの機能をこのように設定し、ルールとガイドラインはこのように企画し、このタイミングでこうしたらよい」というようなことがいろいろと頭に浮かびます。(私たち自身が設計し、実践を通じた成功と失敗を重ねてきたからこそなので、当然なのですが...!)
企画・運用方法によって、ツールそのものの価値は大きく変わります。
私の個人的な考えでは、運用方法やルールは“できる限り簡単”にすることが大事だと思っています。あれもこれも実現しようとして複雑になりすぎると、目的を果たせないものと思います。
その3.管理者(担当者や事務局)が関与しやすい仕組み
ITツールの活用だけでは、絶対にうまくいきません。そこには人の関与・存在が重要となります。いわゆるICT(Information and Communication Technology)ですよね。
強力な推進者・丁寧な管理者がいると、うまくいくことは間違いありません。しかしながら、負担が大きくなっては、元も子もありません。
私たちが企画開発を進めるきっかけになったプロジェクトで、それは体験しました。人がちゃんと関わると成果につながりますが、事務局の負担が大きすぎると再現性がなくなるのです。このあたりの詳しいお話は、また別途ブログにエントリーするかもしれません!つまり、事務局の負担をいかに軽くするか、大人数、複数のグループの管理をしても楽に対応できるか、というところは開発され続けているんです。
といっても、どれだけテーマがよくて、コンテンツがよくて、事務局が懇切丁寧に対応したとしても、何らかの事情で「2:6:2の法則」は、当てはまるのですが。
「頑張る人、ほどほど頑張る人、頑張らない人」が明確にデータとして読み取れることも、価値なのですけれど!
お気軽にご相談ください。
目標達成支援ならhabi+Do!(ハビドゥー)です!(^^)/