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木こりのジレンマ~生産性を下げているのは勤勉さ?

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kikori

スタッフ舞田です。”木こりのジレンマ”という話を聞かれたことはありますか?

出典はよくわからないのですが、いろんなところで取り上げられているので、ご存知の方も多いかもしれません。要約するとこういう話です。

ある旅人が森の中を歩いていると、一人の木こりが一生懸命に木を切っていた。
旅人は、木こりが一所懸命切っている割には木がなかなか切れないのを不思議に思って、木こりののこぎりを見てみると、随分と刃こぼれしているようだった。
そこで、「木こりさん、そののこぎりは随分と刃こぼれしているようだから、ちょっと手を休めて、のこぎりの刃を研ぎ直してから切ったらどうですか?」と言った。
木こりは「忠告はありがたいが、今、木を切るのに忙しくってそんな暇はないんだ。」と言って、ボロボロののこぎりで木を切り続けた。

この話の教訓は、目的を達成するために必要な「刃を研ぐ」と言う本質的な改善に手をつけないで、やみくもに目の前のことだけに注力することで、「頑張っている割には成果が出ない」「やってもやっても終わらない(残業が一向に減らない)」などの、生産性の低下をもたらしてしまっているということではないでしょうか。

この”木こりのジレンマ”の哀しいところは、本人はいたって真面目に、愚直とも言えるほどに一生懸命頑張っているという、勤勉さが仇になってしまっているところ。

一歩離れて旅人の視点で見てみると、まるでコントのようにしか見えないのですが・・・「辛いけどやらなければならないと無理を続けて心の健康を損なう」とか、「付き合いだからしょうがないと毎晩飲酒をして体を壊す」とか、「昔からの慣習だからと非効率なやり方を盲目的にやり続ける」とか、”あるある”ですよね。

私たちはつい、

● 重要なことより、目の前のことに振り回される。
● 初めてのこと(新しい試み)より、慣れたこと(今までのやり方)だけでなんとかしようとする。
● 自分で考えるのではなく、言われたことだけをやる。

といった行動に陥りがち。

でも、時には今やっていることから手を放して一歩その場から離れてみるという、一見遠回りに見えるようなことも大事。自分のやっていることが目的を見失っていると気づけたら、「あはは、コントだな」と笑える余裕があるといいですね。

今、目標・目的の達成のためにどんな行動が必要なのか自分の頭で考え行動するーーそんな働き方が求められています。だからこそ、自律型人材、ワークライフバランス、セルフマネジメント、といった言葉や考え方に注目が集まるのかもしれませんね。

あなたののこぎりはボロボロになっていませんか?

舞田美和
Be&Doプランナー/ ”ひとり一人の凸凹を活かし、チームでチカラを最大化できる仕掛け”をご提案しています。人材サービス・教育研修の企画営業を経て、人事・採用、大学の新設・運営業務の後、現職。CDAキャリアカウンセラー・健康経営アドバイザー。

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