新任部長が自信を築き自分らしいリーダーシップを発揮~CG1 プログラム受講事例

  • 製造業A社
リーダーシップ
会社名
製造業A社
事業内容
非公開
導入目的
新任部門長のリーダーシップの開発

ガイドとの定期的な6ヵ月のオンライン面談を通じて、中核人材のリーダーシップ発揮支援を行うマンツーマンの伴走型サービス「CG1(旧サービス名:CareerGoals1on1)」。

今回は、突然の昇格で新任部長となったものの、自信を持てないと悩まれていたなかで当サービスを受講くださったKさんに、6ヶ月間のプログラムを終えての率直なご感想を伺いました。

今回は、実際にCG1プログラムを受けていただいただいたクライアントのKさんに受講前から受講後にいたる変化についてお話を伺いました。(聞き手:Be&Do舞田)

自信がない…半信半疑でのスタート

舞田この度は、CG1を受講くださりありがとうございました!まず最初に、このプログラムに参加される時点で期待されたこと、またどんな心持ちでスタートいただいたのかというところからお聞かせいただけますでしょうか。

Kさん:このお話をいただいたとき、その半年くらい前に部署異動と新任部門長になるという変化があって、自分に自信が持てなくてすごく不安だったんですね。そんなところにこのお話をいただいて、「自分自身を見つめるいい機会になるよ」と言われたものの、正直なところ半信半疑でした。今までも研修みたいなものはあったので、そういったものとたいして変わらないんじゃないかなって思ったんです。でも一方で、変われるきっかけになるかもしれない、というわずかな期待もありました。

舞田:それほど不安を感じていらっしゃったのは、やはり部門長という役職がプレッシャーに感じられたということだったんですか?

Kさん:異動前の部署には10年以上いたので、このままこの部署で終わるのだろうな、と思いながら、自分の中で成長の頭打ち感もあり、このままこの会社にい続けていいんだろうかって考えていた時でもあったんですね。

私はある国家資格を持っているんですが、今までその資格を活かした仕事をしたことがなかったので活かしてみたいなという気持ちもありましたし、自分が管理職に向いているとも思えず・・・このままじゃまずいな、新しいことにチャレンジするためには年齢的にも辞めた方がいいのかな、と考えていた頃だったので余計に戸惑いがありました。ずっと同じ場所で同じような仕事をしていたので仕事が変わるだけでも不安なのに、部門長って言われて、正直「えーーー?!」という感じだったんです。

舞田:仕事内容も変わるし、一緒に働くメンバーも変わって、さらに部門長ということだと経営陣など関わる人たちも変わる、、、全部が変わっちゃったって感じだったんですね。

Kさん:そうなんですよ。部門長の仕事っていうのがとにかく自信がなかったです。

プログラムで感じた変化とは?

舞田:そんななかで、半信半疑でスタートしていただいたわけなんですけど、実際進んでいく中で、どのあたりで変化を感じ始めてくださった感じでしたか?

Kさん:セッションの2回目か3回目でしょうか。セッションではガイドの方が私のことを絶対に否定されなくて、いつも「それでいいんですよ。それはKさんの良さですよ。Kさんはちゃんと自分で判断して物事を決めているんですよ。」って言ってくださるんですね。でも私は自分に全然自信がないので、そうやって肯定してもらうことがなんかくすぐったくて、こんなに褒めてもらってていいんだろうかって最初は感じていました。

「あなたのそういう考えが良くない」「こういう風に変えないといけない」って指導されると思っていたのに、こんなに肯定してもらって、これで私は本当に変われるのかな?って不安に感じていました。でも3回目くらいで、ふと「ガイドの方が言うように、捉え方を変えたらいいのかな」と思えるようになって、そこから変わってきたように思いますね。

舞田:ご自身では、何が一番変わったと思われますか?

Kさん:そうですね、私は「一歩前に踏み出せない」ってずっと言ってたんですけど、ガイドの方から「いやいやちゃんと踏み出せてますよ」って言ってもらえたことがすごく大きかったです。「踏み出す踏み出さないも、自分で考えてやっていることなんだから、それはちゃんとできているんですよ」ってずっと言い続けていただいていて、そこから、今までなら「またできなかった・・・」としか思えなかったのが、「あそこまではできたし、考えた結果そうしたんだから別にダメなことではないんだ」って思えるようになっていきました。

舞田:捉え方が変わられたことで、自分を責めるのではなく前向きに次へのアクションを考えられるようになっていったということなんですね。スタート当初、前任者とご自分はキャラクター的にも違うし、”自分は部門長らしくない”ということに非常に悩んでいるとおっしゃっていましたが、このあたりの気持ちはどんな風に変わっていかれましたか?

Kさん:そこの気持ちの変化は本当に大きかったですね。前任者はぐいぐい引っ張っていってくれる、そういうリーダーシップを持っている人だったんです。だけどそれはその方のやり方であって、私が同じようにする必要はないんだって考えられるようになりました。私は私のやり方で、みんなに助けられながら前に進むスタイルでいいんだって開き直れるようになりました。

舞田:ご自分の中で「リーダーシップとはこうあるべき」という概念が変わられたということですね。他に、CG1を通して「よかったな」と感じられたことはどんな変化でしょうか?

Kさん:「会社の中の私」ではなくて「個人としての私」の将来をどう考えていったらいいか、というヒントをたくさんいただいたことも、私にとってはとてもよかったです。先ほど国家資格を持っているとお伝えしましたが、「死ぬまでに1回はその資格を使いたいと思っている」という話をしたときに、「焦らなくてもいいから今から少しずつ準備していけばいいんじゃないか、そうやって目標に向かって準備していくこともwillですよね、もっと具体的に考えてみたらどうですか?」という風に言ってもらえたことは、自分にとってすごく大きかったなと思っています。

舞田:スタート時に、ご自分を見つめ直す良いきっかけになるかなというご期待を持ってくださっていたとお話しくださいましたが、ご自分のやりたいことや考え方の癖みたいなものも見直す、そんないろんなきっかけになったということですね。

Kさん:本当にそう思います。

舞田:そうやってご自分の意識が少しずつ変わっていかれて、まわりの方の反応や関わり方では何か変化したなと思われることはありますか?

Kさん:周りはどう思ってるかはわかりませんが、、、他の部門長さんに対して、私はこんな人なんですって開き直って、色々聞いたりできるようにはなってきたかなと思います。

舞田:実は貴社の社員の方が、「Kさんと久しぶりに会ったら雰囲気が全然変わっていてびっくりした」とおっしゃっていらしたんです。あまりご自分では意識していらっしゃらないかもしれないんですけど、出ている空気感がずいぶん変わられたのかなと。

Kさん:そうなんですか!?それはびっくりです。確かに1年前の着任直後は「どうしよう・・・どうしよう・・・」って、すごくおどおどしていたと思います。

舞田:周りの方が感じられるほどの変化って、本当に素晴らしいなと思います。

CG1プログラムについて

舞田:今回、プログラムを伴走する専用サイトとして「CG1サイト」を使っていただきましたが、いかがでしたか?

Kさん:CG1サイトの中に、毎日したい行動を「習慣」として設定する機能がありましたが、実際には毎日はできなかったんですけど、そこに宣言として書くことで意識するようになりました。私は、「毎日感謝したことを3つ挙げる」ことを目標としていましたが、寝る前に一日を振り返るようになり、しかも「感謝したこと」なので良い気分で一日を終えることができました。

活動中の様子

舞田:なるほど、具体的に行動を設定することの効果を感じられたんですね。他に、心理的資本診断を期間中に合計3回受けていただきましたが、Kさんは回を重ねるごとに心理的資本のスコアがどんどん高まっていかれましたね。本当にこのプログラムを有意義に活用してくださったんだなと思って大変嬉しく思っているのですが、ご自分で結果をご覧になられていかがでしたか?

Kさん:あれは正直自分でもびっくりしました。毎回、素直な自分の気持ちで回答しただけなんですが、毎回レーダーチャートが大きくなっていって、最後に最初のものと比べたときに「えーーーっ?!」ってびっくりしました(笑)

舞田:本当に劇的な変化でしたね!Kさんからご覧になって、CG1はどんな人にお勧めでしょうか?

Kさん:ひとつは、私と同じくらいの40~50代の人でしょうか。今後自分がどう生きていくのか、無意識下にやりたいことが眠っていらっしゃる方もいると思うので、そういう「自分が本当はどうなりたいのかな」って考えている人には良いんじゃないかなと思います。

それと、年代問わず、今の自分のやっていることにあまり自信がないと感じている人には、「自分がどう思うのか?」っていうことをすごく考えさせていただけるプログラムなのでお勧めだと思いますね。

受講を終えて

舞田:最後に、この半年間のプログラムを振り返ってのご感想をお聞かせいただけますか?

Kさん:もしこのプログラムを受けていなかったら、「私はこのままでいいんだろうか」って不安なままだったんじゃないかなと思いますし、将来の道も「でも会社辞めてもな・・」ってぼんやりしたままでいたと思います。

当初、よくある研修と同じじゃないか?と思っていましたが、全然違いました。やっぱり研修は一般的な話をされるじゃないですか。もちろん今の時代なので、「あなたはあなたのリーダーシップの色を出していけばいいよ」って言われたりはすると思うんですけど、とはいえ一般論なので、「ふーん」みたいな感じに私は思ってしまうんですよね。

でも、CG1でガイドさんから言っていただく言葉は、私の話や私の考えを聞いてくれた上での言葉なので、そこには大きな違いがあって、私のような自信のないタイプには非常によかったなと思います。

ガイドの方は社外の人なので、しがらみもなく本音で話せるのもすごく大きかったですね。社内の人に「今こんなことで悩んでる」って話したら、やっぱり「それは誰のことだろう?」ってなってしまうのでなかなか話せないこともありますが、ガイドの方には社外のお友達のような感覚で本音で話させてもらえたのがよかったです。ガイドさんの関わり方が本当にすごいなと思いました。

舞田:確かにフラットに話せるっていうのは、第三者だからこそっていうのがありますよね。お友達のような感覚で話せるようになってくださったとは、たった6回のセッションでもそこまで信頼してくださったんだなと嬉しいです。担当したガイドも、今回Kさんをサポートさせていただけて本当によかったと喜んでおりました。当初、半信半疑でスタートいただいたとのことでしたが、ご期待以上の変化と成果を感じていただけたということで、本当に嬉しく思っております。貴重なお話をお聞かせいただき、本当にありがとうございました。

担当した松川ガイドからのメッセージKさんは、スタート当初、人からの評価とご自身の評価に大きな乖離を感じておられましたが、自己認知や思考の捉え方に大きく変化があった6ヶ月でしたね。
基本的に行動力をお持ちだったので、その行動選択がご自身の意思・思考から行えていることをご認識いただくことで、少しずつ自己肯定感が上がっていかれました。セッションを経るごとに前向きな思考に大きく変化され、どんどんイキイキとした表情に変化されていったのが印象的でした。
6ヶ月間、私自身も学びだらけでした。ありがとうございました。Kさんの今後のご活躍を陰ながらずっと応援しています。

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