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ショートコント「俺って、いい上司じゃね?」~ワーク・コミュニケーションとは~

スタッフ舞田です。

社員A:「あー、今日も仕事全然終わらないよぉ~。ここんとこ、D社の担当者が無茶な要求ばっかりしてくるから精神的にもキツイのに、そんなの気づかずにB部長はバンバン仕事振ってくるし、隣のCさんは能天気に定時に帰るし・・・」

B部長:「おい、Aくんさ、まだ仕事してんのか?Cくんを見習って早く帰れよ?ま、たまには奢ってやるから、一杯飲みに行こうぜ。」

社員A:(断ったらまたいろいろ言われるし、行くっていう選択肢しかないよな…)「はい、ありがとうございます!」
B部長:「仕事ってのは・・・うんぬんかんぬん・・・飲みニケーションも大事なんだよ。(部下とコミュニケーションを取って、ガス抜きしてあげてる俺って、いい上司じゃね?)」

社員A:「あ、はい…。(結局あの仕事も片付かないまま出てきちゃったよ・・・納期に間に合うかなぁ・・・あれもこれもやらなきゃいけない仕事が山積みなのに・・・あぁ・・・)」

どこの職場でも「あるある」な上司と部下のお話

先日開催した「働き方改革フォーラム」で健康経営研究会の岡田理事長がご講演くださった中で、みんなが思わず苦笑いしちゃったエピソードを少し脚色して再現してみました(笑)。苦笑いされるということは、どこの職場でも「あるある」な話ということでしょうか。

こうやって書いてみるとコントにしか見えないのですが、でも、このB部長は、部下をフォローしようと、自分なりにコミュニケーションを増やしたつもりなんですよね。だけど、それは部下が欲しいコミュニケーションではなくて、むしろ首を絞める結果に。あぁ、哀しい・・・。

産業医として多くの企業・従業員の健康と向き合ってこられた岡田先生。体の不調だけでなく、心の不調を訴える社員の話をじっくり聞いていると、こんなコントみたいな話がゴロゴロ出てくるらしいです。

本来必要なワーク・コミュニケーションとは

では、どんなコミュニケーションを増やせばよかったの?という疑問に、岡田先生はズバッと「必要なのは、ワーク・コミュニケーションだ」と明言されていました。
この例で言えば、

B部長:「Aくん、最近残業が多くなってるよね、何か困っていることがあるんじゃない?」

社員A:「あ、はい…。実は、ここんとこ、D社の担当者から無茶な要求があってその対応にかなり時間を取られてしまってるんです。他に、〇とか●の仕事も残っているので、早くやらなきゃとは思ってるんですけど…」

B部長:「そうだったんだ。それなら、今度D社に訪問する際に一緒に行って話すから声かけてくれよ。それから、●の仕事は、ちょうどCくんにもやってもらいたいと思っていたから私から話しておくよ。」

社員A:「ありがとうございます!気持ちも楽になりました!」

みたいな感じでしょうか。業務に関する必要なコミュニケーションが改善されると、健康状態が改善されていくのだとか。「健康だから成果が出る」のではなく、「成果が出るような環境やマネジメントができていれば、もれなく健康になる」というのが、岡田先生の談。目から鱗ですね!
もちろん、職場でワーク・コミュニケーションが十分に取れている=従業員が持っている能力を安心して発揮できる=成果が出る=生産性も向上する=会社としての業績も向上する、のだとか。

よく「組織内のコミュニケーションの活性化」の重要性について語られますが、必要なのは「単なる仲良しコミュニケーション」ではなく「ワーク・コミュニケーション」。
仕事を通して互いに信頼関係をもち、いつでも相談できる、互いに助け合える、そんな関係ができれば、成果が出ないはずがない!そんな確信を持ったフォーラムでした。

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書いたひと

舞田美和
舞田美和
Be&Doコンサルタント/パフォーマンスUPできる効果的なHabi*do活用をご提案・ご支援しています。人材サービス・教育研修の企画営業を経て、人事・採用、大学の新設・運営業務の後、現職。CDAキャリアカウンセラー・健康経営アドバイザー。

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