私たちBe&Doが運営する「PsyCapMaster(サイキャップマスター/心理的資本開発指導士)認定講座」は、おかげさまで開講3周年を迎えることができました。
この3年間、変化の激しい時代の中で自己を変革し、周囲をポジティブに導こうとする意欲の高い多くの皆様にご受講いただけたことを、事務局一同、心より感謝申し上げます。
この記念すべき節目に、私たちはこれまで受講生の皆様からお寄せいただいた数多くの温かいコメントを改めて読み返し、この講座が提供する価値とは何かを深く見つめ直しました。
この記事では、皆様からいただいた「生の声」をもとに、PsyCapMaster認定講座が選ばれ続ける6つの特長を、私たち事務局の視点からの解説も交えながら、詳しくご紹介していきます。
人材育成やマネジメントに課題を感じている方、ご自身のキャリアに新たな軸を加えたいと考えている方にとって、きっと次の一歩を踏み出すヒントが見つかるはずです。
目次
1. 「知っている」を「使える」に昇格させる、学習内容の体系性と実践性
講座で学ぶ中心的な概念である「心理的資本」。この言葉自体は、まだ聞き馴染みのない方も多いかもしれません。
しかし、その構成要素であるHope(意志と経路の力)、Efficacy(自信と信頼の力)、Resilience(乗り越える力)、Optimism(柔軟な楽観力)の一つひとつは、人材育成やマネジメントに関わる方であれば、「おそらく大事だろう」と感じていたことではないでしょうか。
多くの受講生から、「点在していた知識が線として繋がった」「感覚的だったことが理論で整理できた」というお声をいただきます。
【受講者の声】
・全体が体系立てられていて、今まで「点」だったものが繋がり「線」になった印象です。モチベーションのようにアップダウンするものではなく、開発することで維持・向上ができるという定義が希望を持たせてくれます。
・感覚的にはそうだろうなと思っていたことが体系的に学ぶことができてよかったです。特に、テキストはわかりやすく整理されており、理解しやすく本当に助かりました。
・女性のリーダーシップ開発などで同様の内容を伝えているが、心理的資本という言葉で理論が体系化されたことで、非常にわかりやすく腹に落ちやすい内容になったと思います。
皆様がこれまで培ってきた経験という「点」を、心理的資本という「線」で結びつけ、知識を「知っている」から「使える」に昇華させることにつながっています。
2. 多忙な毎日でも「学びが続く」、学習体験のデザインとツールの有効性
「学びたい気持ちはあるけれど、日々の業務に追われて時間が…」
これは、多くの社会人が抱える共通の悩みかもしれません。本講座では、誰もが無理なく、そして楽しく学習を継続できる「学習体験のデザイン」にこだわっています。
その中心的な役割を担うのが、私たちが開発した専用ツール「Habi*do」と、細かく区切られた「マイクロラーニング」形式の学習コンテンツです。
【受講者の声】
・Habi*doを使用しての学びは自分に合っていたと思います。自分のタスクを毎日チェックしたりボードに書き込んだりすることで、継続・実践することができました。
・学習コンテンツの質と量がちょうどいい。がっつりテキスト学習するのではなく、無理なくちょっとずつ学べるサイズ。スマホだけで学習進めることができるので、移動中や外出先でも学習できて良かった。
・毎週のミーティングに参加できなくても、後から動画視聴することができたことが大変ありがたかったです。自分の都合のよい時間に動画を視聴し、テーマに対してゆっくり自分の考えを巡らせることが出来、学びが深まりました。
Habi*doは、その名の通り「Habit(習慣)」と「Do(実行)」を支援する、習慣化の促進を得意としたツールです。
一方、マイクロラーニングは、1つのコンテンツを5〜10分程度の短い単位に分割することで、通勤中や休憩時間などの「スキマ時間」を有効活用できる学習方法です。
この2つは、実は相性抜群の組み合わせ。短い時間で学び、その状況を仲間と共有し、フィードバックを得る。この小さな成功体験のサイクルを日々繰り返すことで、学習は特別な「勉強」から、心地よい「習慣」へと変わっていきます。
3.「一人じゃない」が意欲を燃やす、コミュニティと相互学習の価値
一人で黙々とテキストを読むだけの学習はつらいですよね。
受講生の皆様が口を揃えて価値を語ってくださるのが、同期や先輩たちと共に学ぶ「コミュニティ」の存在です。
特に、週に一度開催されるオンラインのワークショップは、多様なバックグラウンドを持つ仲間との相互学習が加速する場となっています。
【受講者の声】
・毎週火曜日のZoomミーティングが非常に良かった。実際に意見交換出来たことで学びが多かった。
・ワークショップは卒業生も一緒に参加することで、刺激が多くなっている。アウトプットの機会を多く持つことで、知識が増えている実感にも。
・久しぶりに「共に学ぶ」感覚を味わえました。
このワークショップのユニークな点は、現役の受講生だけでなく、講座を修了した「卒業生」も参加していることです。すでに現場で心理的資本を実践している先輩たちのリアルな視点や経験談は、現役受講生にとって良い刺激となります。
また、私たちは学習意欲を維持するためには「ポジティブなフィードバックが溢れる場づくり」が不可欠だと考えています。Habi*doには、仲間の活動に対して気軽に称賛や応援を送り合える機能があります。こうしたやり取りは、「自分は一人じゃない」「見てくれている人がいる」という感覚を育み、心理的資本の重要な要素であるEfficacy(自己効力感)を自然と高めてくれます。
4.プロが支える「温かいサポートと心理的安全性」
新しい学びの場に足を踏み入れるとき、誰しも「自分についていけるだろうか」「難しい内容だったらどうしよう」といった不安を感じるものです。私たちは、人づくり・組織づくりのプロフェッショナルとして、すべての受講生が安心して学び、挑戦できる「心理的安全性」の高い環境を提供することに力を注いでいます。
私たちの役割は、そっと背中を押し、ゴールまで伴走する「パートナー」です。その姿勢が、受講生の皆様の安心感に繋がっているのかもしれません。
【受講者の声】・Habidoでは、受講者の方の書き込みに対して即座に反応していたことは受講者にとって非常にホッとしたり、心の安全度が高くなったと思います。
・講師にとても温かく寄り添ってお世話いただけたことで、安心して学ぶことができました。
・後半,諸事情で全く進められない期間があったものの、最後までやりきることができたのは、講師はじめ運営のみなさまの支えがあったからです。
講座期間中、学習の進捗が遅れている方には、プレッシャーを与えるのではなく、「何かお困りごとはありませんか?」と個別にお声がけをします。Habi*doでの小さなつぶやきや質問にも、可能な限り迅速に、そして丁寧にお答えします。
こうした一つひとつの細やかなコミュニケーションは、私たち運営事務局が「人」と「組織」の専門家集団であることの証でもあります。心理的安全性が担保された場でこそ、人は本来の力を発揮し、前向きな挑戦ができる。
そのことを誰よりも理解しているからこそ、私たちはこれからも受講生一人ひとりに寄り添う温かいサポートを続けていきます。
5. 他者理解が「自己変容」を促す、自分自身の自信の獲得
多くの方が、部下や後輩の育成、組織の活性化といった「他者への支援スキル」を求めてこの講座の門を叩きます。しかし、非常に興味深いことに、受講後のコメントで最も多く見られるのは、「自分自身が最も変わった」「自信がついた」という自己変容に関する言葉なのです。
心理的資本の理論を学び、他者へのガイディング方法を実践するプロセスは、必然的に「では、自分の場合はどうだろう?」という内省を促します。
【受講者の声】
・心理的資本の理解や活用法について理解が深まり、自信が持てた。
・いいことも悪いことも、挑戦的なことも日常の業務も、すべてが自分のためになる!という視点を得られました。
・講座を通してやり抜く力や前に進める気力がついたと感じます。他者に向けたスキルを得るために受講し始めましたが、いつの間にか、自分自身もセルフガイディングをしていました。
他者のHope(希望)は何かを考えるとき、自分のHopeにも思いを馳せる。他者のEfficacy(自信)をどう高めるかを考えるとき、自分の自信の源泉に気づく。他者のResilience(再起力)をどう支えるかを考えるとき、自分が困難を乗り越えてきた経験を再発見する。
このように、他者を理解しようとすればするほど、自分自身への理解が深まっていく。そして、自分自身の心理的資本にも、まだまだ開発できる余地があることに気づかされます。
6.「より良い未来」を共に創る、将来への活用意欲と社会的意義
最後に、私たちが3年間、講座を運営してきて最も誇りに感じていることをお伝えします。
それは、この講座に集う方々の、目的意識の高さです。
心理的資本という、これからの時代に不可欠な新しい概念にいち早く注目し、時間と費用を投資して学ぼうとされる皆様は、ご自身のキャリアや組織に対する明確なミッションやWill(意志)をお持ちです。
そして、その実現のために、この講座で得た学びをどう活かすかを真剣に模索されています。
【受講者の声】・1on1ミーティング、メンタリング、コーチング、部下育成、自律的なキャリア開発等様々な場面で活用できる内容です。これからどんどん広めていきたいと思います。
・認定後に自分のビジネスに活かせるルートが例示されているので、資格取得が目的ではなくその後に活動をしたい方にはとても受講者中心設計になっています。
・心理的資本を充実し、社内外の周囲との協働性を高めることが、自分の可能性を拡げることにも、組織の生産性を高めることにも、しいては日本社会全体を良くすることにも繋がると思います。
この熱い想いは、8週間の受講期間だけで終わることはありません。
講座修了後も、認定者だけが参加できるコミュニティでの交流が続きます。そこでは、新たな実践事例が共有されたり、互いのビジネスの発展を応援し合ったりと、継続的な学びと協業の輪が広がっています。
自分自身の可能性を拓き、組織の生産性を高め、ひいては日本社会全体をより良くしていく。
そんな大きな志を持った方々と共に未来を創っていけることこそ、私たち運営事務局にとって最大の喜びであり、原動力です。
おわりに
開講3周年を機に、受講生の皆様の声からPsyCapMaster認定講座の6つの特長を紐解いてまいりました。
- 知識を「使える」スキルに変える「体系性」と「実践性」
- 多忙でも学びが続く「学習体験のデザイン」
- 一人にさせない「コミュニティと相互学習」の力
- プロが支える「温かいサポートと心理的安全性」
- 他者理解から始まる「自己変容と自信の獲得」
- 未来を創る「活用意欲と社会的意義」
これら6つの要素が、まるで歯車のように有機的に噛み合うことで、PsyCapMaster認定講座ならではの価値が生まれています。
これからも、私たちは受講生一人ひとりの想いに真摯に向き合い、より良い学びの場を提供し続けられるよう、一層の努力を重ねてまいります。
この記事を読んで、少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽に無料オンライン説明会にご参加ください。皆様とお会いできる日を、心より楽しみにしております。
今後とも、PsyCapMaster認定講座をどうぞよろしくお願いいたします。
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