コラム

テレワーク力の高め方~従業員視点のテレワーク体験記~

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、感染症対策として多くの企業が取り入れ始めたテレワーク。

SNSなどでみるテレワーク談を見ていると、多くの企業は、準備やルールもままならない状況でテレワークをスタートさせたのではないでしょうか。感染拡大の様子次第では、いそいそとテレワークを終了させる企業も増えてきたと聞きますが、これを機にテレワークという働き方を改めてじっくり見直すきっかけになるのではと感じています。
ということで、今回は、私が「いち従業員視点」でのテレワークのリアルをお話したいと思います!

わたしがテレワークする理由

幸いにして、我が社では、コロナ感染対策以前からテレワークにはチャレンジしていて、比較的身近な業務スタイルでした。

身内の看病など突発的な事情から、はたまた今日は業務にがっつり集中したい!などの理由でテレワークすることが許可されています。なので、世間がテレワーク推奨となっても慌てることもなく、平常運転の毎日。

期せず引越しの時期と重なった私は、やれ手続き、やれ機器の不具合等でコロナとは別の理由でテレワークをすることに。

世間では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によってテレワークの必要性を感じた人も増えたと推測できますが、感染対策実施から約2週間が経過した今(執筆時点)、目にする記事は成功例(テレワークにしてもなんの問題もなかったよ!案外うまく行ってる!)が目に付くなか、現場のリアルもちらほら・・・。

以下では、巷でよく耳にする意見も織り交ぜつつ私の個人的目線でメリット・デメリットを挙げていきます。

ある日のテレワーク中の業務の進め方

テレワークを実施するなか、巷では、こんな意見をよく耳にします。

仕事モードに切り替えられない

これは、朝起きる時間、食事をする時間、着替える時間、全てを出社するときと変わらず行うことは有効だと思っています。仕事へ行くためのルーチンを行うことは、リマインドセットにもなります。

そして(これはテレワークをするしないに関わらず)前日の帰り道に翌日にする業務の概要をイメージすることを習慣にしています。

当日はまず、メンバーの活動状況を確認。(弊社では自社ツールのHabi*doを使ってメンバーの業務の様子を確認します)特に問題なければ前日に決めた優先すべき業務からスタート。

テレワークだからと言って「突発的な急ぎの業務には対応できませーん!」ではNGなのでメンバーからのチャットやメッセージには意識を向けるようにします。

テレワークは集中して業務に取り組める分、予定してた業務が早く処理できるときも少なくありません。時間があまりそうだなという時は、早めに上司に相談します。

自身が感じるメリット

テレワークを実施してみて多くの人は、こんなメリットを感じているようです。

通勤時間が節約できる

個人的にもこれは大きなメリットだと思います。通勤時間の短縮。短縮というよりいつも通りの朝の過ごし方をして、通勤に疲れることなく、気持ちよく仕事に向かえるというメリットは多大にあると思います。

子育て中の方にはメリットがたくさん

  • 余計なことを考えずに、仕事に集中できる。
    今回の例でいうと、子供たちも自宅待機になったケースも多いと思います。毎日の子供たちの食事の用意など、朝からバタバタと昼ご飯の用意をせず(一緒に食べればいいから事前に朝からバタバタと用意する必要がない)仕事に集中できる。
  • お天気の急変にすぐ対応できる(これも特に家事をする人にとっては重要な視点!)
  • そして今回のような緊急事態にも慌てることなく仕事ができる!

これは日頃からテレワークをできる環境にあって本当によかったなと思えたことでした。

自身が感じるデメリット

テレワークを実施してみて多くの人は、こんなデメリットを感じているようです。

孤独感にさいなまれる

私の周りでもこういった声はよく聞きます。

企業によっては、テレワークをしてもいいけど、子供を預けた上で許可するなど、オフィスにいる環境と同じ状況に身を置くことが条件になっているところもあるようです。
ペットを買っていたりすればまだしも、社内の様子が見えない状況でましてやコミュニケーションツールも用意されていない環境で長期となれば精神的負担が大きくなるのは容易に推測できます。

わたし個人のデメリットとして感じるのは運動量が著しく減ることです。(今回のコロナ影響で今後ますます外出できなくなる環境になるのでは・・・と思い先日任天堂のリング〇〇〇アドベンチャー買いました。ただ欲しかっただけですが・・)あとは、コーヒーとチョコレートの摂取量が増える..といったところでしょうか。

今後の課題

新型コロナウイルス対策によって必要に迫られたテレワーク。これをきっかけにますますニーズが高まっているように思います。

今回のように、何らかの理由で出社しづらい状況になった場合、対応できる環境が勤め先に整っているかどうかは、採用面においても、経営上の大きな課題になりそうです。

ではどのような対策が必要になるのでしょう?
テレワークというスタイルだけにとらわれず、日常的に危機感をもちつつ不測の事態にも慌てず安心して仕事ができる環境をつくることが重要です。

そこでBe&Doが思うこれからの働き方重要ポイントを紹介!

  • 社員同士のプロセスの共有化ができること
  • 自律性を育てるマネジメントができること
  • ”前向きな心理状態”や、自発的な成長を生むことができること
  • 従業員のがんばりを把握し、評価の納得性を高められること

これ、一見難しいと思われがちですが、弊社ではHabi*doというツールを使ったことで実現でき、生産性、効率を損なわず、テレワーク導入もスムーズにできました。

今回の新型コロナウイルス対策によって試されたテレワーク力。
少なくとも、これからの働き方には必要になってきます。できることから前向きに検討していく価値はあると思いませんか。

雪丸由香

雪丸由香

Be&Doカスタマー担当。化粧品メーカーでの社内SEを経てBe&Doに参加。 カスタマーサクセス担当として運用のサポートに従事。 滋賀生まれ、京都育ち、大阪在住、韓国と京都が大好き。

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