「逃げたら1つ、進めば2つ手に入るって
逃げたら負けないが手に入ります。
でも進めば・・・
勝てなくても、手に入ります。
経験値も、プライドも・・信頼だって!」
これは「機動戦士ガンダム水星の魔女」の主人公の言葉です。
とてもポジティブな言葉で、動画ではこの言葉を元にレジリエンスについて解説しているのですが、わたしが気になったのは、橋本が呟いた100年前の求人広告。
至難の旅。僅かな報酬。極寒。暗黒の続く日々。絶えざる危険。生還の保証なし。
ただし、成功の暁には名誉と賞賛を得る。
マイナスしか謳ってない広告に果たしてどれほど人が集まったのか。。
これは極端すぎて、リスクテイクできないでしょう、、としか思わなかったレジリエンスの低いわたしの想像に反して、5000人ほど集まったとか。
当時募集された探検隊員は、極寒の環境での生活や船舶での長期間の航海など過酷な条件に耐えなければならなかったはずですが、南極探検へ参加することは、冒険心や科学的好奇心を持つ人々にとってはリスク以上に魅力的なものかもしれません。もしかすると困難に挑戦することで、自身の存在意義をも確認したかったのかもしれません。
そして間違いなく言えるのは、困難に立ち向かう強い意志が間違いなくあったと言えるでしょう。
ということで、今回はいま話題のアニメ「機動戦士ガンダム水星の魔女」をテーマに、リスクを乗り越える力(レジリエンス)について解説しています。
いま目の前にあるリスクを捉え直す機会になるかもしれません。
ぜひご視聴ください!