コラム

大きな目標を達成するには小さなことの積み重ねが何より大事。~イチローの名言より~

鈴木 一朗〈すずき いちろう〉。
MLBシーズン最多安打記録保持者(262安打)であり、プロ野球における通算安打世界記録保持者(NPB/MLB通算4257安打でギネス世界記録に認定)、最多試合出場記録保持者(NPB/MLB通算3563試合出場)。
今もなおさらなる高みを目指すイチロー選手。彼が毎日のトレーニングや生活習慣をとても大切にしている話は有名ですよね。

ちいさいことを重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道

イチロー選手のことばより

何かを成し遂げるためには、小さな一つ一つの積み重ねが大事であることを物語った名言です。
1本のヒットを打つために、小さな努力を積み重ねているわけです。

すべては行動することから始まる

イチローは、小さな行動の積み重ねだけではなく、「4000のヒットを打つには、8000回以上の悔しい思いをしている」という発言にもあるように、成功体験の裏に倍以上の失敗経験をしていることも大きなメッセージだと思います。

行動をして実践をしないと成功体験もつめないし、失敗体験もできません。
失敗すると、より良い方法を探るきっかけにもなります。
「やってみる!」ということ、そしてそれを継続すること。うまくいかなければ、軌道修正をしてまた継続する。その繰り返しなのかもしれません。

でも、その続けることが難しいと感じる人が多いですよね。

継続が難しいと感じる理由

その理由の一つは、小さな積み重ねでは、なかなか成果が見えにくいからです。目標達成までの長い道のり!ほとんどの人が途中で挫折してしまうのも当たり前ですよね。

ところが、その小さな積み重ねひとつひとつが小さな小さな目標だと捉えたらどうでしょうか。1回1回、頑張って行動することに達成感を覚えることはないでしょうか。

例えば今日1日、なんとかやった!3日坊主にならなかった!というだけでも、十分自分自身をほめれば良いと思います。

つまりは、
目標は、「できるだけ具体的にすること。」

その目標を達成するためにやるべきことを「できるだけ細かく具体的に書き出すこと。」(少しがんばれば実現可能なレベルにまで落とし込む)

そして「今日することを決めること。」(習慣としてやるべきこともいいですね!)
あとは「すると決めたことは必ずやりきること。」
そのあとは「夢に向かってひたすら努力を続けること。」ですね。

この積み上げてきた努力が自信となり、今のイチローがあるわけです。
小さな一歩の積み重ね。大事にしていきたいですね。

橋本豊輝

橋本豊輝

株式会社Be&Do 取締役 COO/日本心理的資本協会 事務局担当理事。PsyCap Master® Exsecutive Guide。組織活性化プログラムの開発・提供や、人材育成サービスの開発、マネジメント支援ツールの設計に携わる。企業の管理職や従業員など働く人のWellbeingをサポートする外部メンターとしても活動中。心理的資本を高める手法を追究している。著書に「心理的資本をマネジメントに活かす」(共著)中央経済社,2023年がある。

心理的資本の概要/高める方法を資料で詳しく見る!心理的資本とは、人が何か目標達成を目指したり、課題解決を行うために前に進もうと行動を起こすためのポジティブな心のエネルギーであり、原動力となるエンジンです。「心理的資本について詳しく知りたい」方は、以下の項目にご入力のうえ「送信する」ボタンを押してください。
◆資料内容抜粋 (全16ページ)
・心理的資本が求められる背景
・心理的資本の特徴
・構成要素「HERO」の解説/開発手法とは? など

関連記事

執筆者プロフィール

橋本豊輝

橋本豊輝

株式会社Be&Do 取締役 COO/日本心理的資本協会 事務局担当理事。PsyCap Master® Exsecutive Guide。組織活性化プログラムの開発・提供や、人材育成サービスの開発、マネジメント支援ツールの設計に携わる。企業の管理職や従業員など働く人のWellbeingをサポートする外部メンターとしても活動中。心理的資本を高める手法を追究している。著書に「心理的資本をマネジメントに活かす」(共著)中央経済社,2023年がある。

研究員リスト

  • 赤澤智貴
  • 小西ちひろ
  • 橋本豊輝
  • 石見 一女
  • Li Zheng
  • 心理的資本研究員
  • 下山美紀
  • 舞田美和
  • 岡本映一
  • 雪丸由香

最近の記事

  1. 【イベントレポート】仕事やキャリアの課題を解決する対話型AI「HERO Me(ヒロミー)」発表会開催!

  2. 【イベントレポート】みずほ関西・共創フェス2024~インパクトビジネスの共創にて

  3. 同僚とのちょっといい話 〜マークさん編〜

TOP