「強み(知識・スキル・ネットワーク等)」の棚卸し。
研修などで、一度はやってみたことがあるかもしれません。
Will-Can-Mustフレームの”Can”は強みとも解釈できますし、
キャリアを考えるときに「強み×強み」の掛け算という考え方もあります。
強みを見つける診断も根強い人気がありますよね。
何のために「強み」を棚卸しするのか?
卸すだけ卸して、なんとなく自分にも強みがあるな~と安心して、
そのまま終わってしまってはなかっただろうか?
という問いを個人的に持っています。
心理的資本(HERO)のフレームでは、
強みを理解することは目標達成力の向上につながります。
自分が持つ知識・スキル・ネットワークに気がつくことが出来たら、
次のステップでは、それらの中で
目標を達成に向かう道すがらで役に立ちそうなものはないか、
強み起点で考えると達成への別の道も見つけられないか、
を考えることができます。
目標達成には、強い『意志の力』と柔軟な『経路の力』が必要ですが、
強みの理解は『経路の力』を強化することにつながるんです!
自分にも強みがあって良かった~
なんとなく自信持てた~ だけだと勿体ないですね。
社内研修講師をされる方や、
部下と面談される方のヒントになると嬉しいです。
体系的に心理的資本(HERO)のフレームを学んで、
人の意欲と行動を促進する知識・スキルを身に着けたい方は
こちらの講座がおすすめです!
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本コラムは心理的資本研究所が発行している「Be&Do通信」(当社メルマガ)に掲載されたバックナンバーです。人と組織のイキイキに効く処方箋!として週1回、平日の朝にコラムや情報をお届けしています。
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