Be&Do通信

【Be&Do通信コラム】心理的安全性のせいにするのは、もう止めませんか?

あるディスカッションに参加させてもらった際、
「日本人はもっと心理的安全性を高めないと、前に出れないよ」
という意見がありました。
曰く、日本人は横並びの意識が強い。
だからもっと発言しやすい風土や環境を
作って行かないといけない。とのこと。

私は、心理的安全性は大事だけれども、
そこに拘りすぎても、行動は促せないと考えています。

例えば、会議でメンバーが発言しやすいように、
お洒落な会議室に変えてみたり、
自己開示の場を作ったり、
「どんどん発言してくださいね」と
ファシリテーターが促したりして、
発言できる”舞台”を整えたとします。

ですが、舞台さえ整えばメンバーが前向きになり、
闊達に発言するのか?というと、
一定の効果しか得られないことが想像されます。

これは、メンバーの心理的資本を高めるという
観点が抜け落ちているからです。
心理的資本が高い状態とはつまり、
目的を持ち、自信を得て、活用できる武器をフルに使い、
前向きな思考力を発揮できている状態です。

舞台(心理的安全性)を整えても、
演者の心理的資本が無いと
パフォーマンスは発揮されません。
むしろその舞台がプレッシャーになることさえあります。
大きな野球場でプレーすることで逆に
球場の雰囲気に飲まれてしまう、というようなことです。

もっと言えば、本質的には
”心理的安全性が高い状態”というのは、
メンバーの心理的資本が不足していては成立しないと
言えるのではないでしょうか。

いつまで心理的安全性のせいにするのか?
日本の皆さん、心理的資本を高めましょう!

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赤澤智貴

赤澤智貴

心理的資本コンサルタント。株式会社Be&Doのプランナー。人材サービス会社での企画営業を経て、2019年8月より現職。社員が楽しく前向きに挑戦し、成果が出る組織作りの実現を目指している。素材メーカーのマネジメント人材育成、組織開発、小売業の人材育成強化などを担当。日本心理的資本協会認定PsyCap Master®。健康経営アドバイザー。アンガーマネジメントファシリテーター。趣味は野球。二児の父。

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執筆者プロフィール

赤澤智貴

赤澤智貴

心理的資本コンサルタント。株式会社Be&Doのプランナー。人材サービス会社での企画営業を経て、2019年8月より現職。社員が楽しく前向きに挑戦し、成果が出る組織作りの実現を目指している。素材メーカーのマネジメント人材育成、組織開発、小売業の人材育成強化などを担当。日本心理的資本協会認定PsyCap Master®。健康経営アドバイザー。アンガーマネジメントファシリテーター。趣味は野球。二児の父。

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