今や国民的アニメ(マンガ)といっても過言では無いかもしれない鬼滅の刃ですが、2023年4月から本編がスタートする続編「刀鍛冶の里編」に登場するであろう、あるシーンが個人的にお気に入りです。
「確固たる自分があれば両の足を力いっぱい踏ん張れる」という心の声が描かれるシーン。
今回注目したのは主人公たちではなく、最強の剣士たち「柱」のひとりでもある霞柱・時任無一郎という天才剣士の心の中のセリフです。
時々、会社の職場にも「無一郎型」の社員さんがいるかもしれません。能力は高いけれど、なぜかちょっと無気力??でも、そんな人の潜在力を引き出すには?
自分は何のためにここに存在しているんだろう?なんとなくここにいるんだけど…と、なんとなく自分の頭の中にモヤがかかっていると感じる人もいるでしょう。また、自分は何を成し遂げたいのか、まだ分からないから探しながらキャリアを歩んでいるという人もいるのではと思います。
今回も、行動につながるポジティブな心の原動力となる「心理的資本」を高めるガイディングにもとづきながら簡単に解説したいと思います。
以下の動画で10分間のショートセミナー形式でスライド解説もしております。よろしければご覧ください。
今回は、心理的資本の中の、特に意志と経路の力であるHope(ホープ)と、乗り越える力であるResilience(レジリエンス)に注目しました!
心理的資本を開発するガイディングについて体系的・実践的に学んでいきたいという方は、PsyCapMaster認定講座の詳細をご覧ください。また、組織の中核を成す貴社の「柱」を強化していきたいという経営者の方は、中核人材のリーダーシップ発揮を支援するガイディングサービスCG1の詳細をご覧ください。
心理的資本に関する概要について知りたい方は、以下のページも参考に。
2022.09.15 「心理的資本」はウェルビーイング経営やワークエンゲージメント、キャリア自律に関わる要素として注目が集まりつつあります。心理的資本が重要視されている背景に触れながら、概要と動向についてまとめています。...
心理的資本とは?働きがいにつながる「内なるHERO」知っておきたい概要と潮流
ちなみに最後に余談ですが、私の場合「鬼滅の刃」はコロナ禍において、アニメのサブスク配信で視聴してからファンになり、後からコミック版を最後まで読み切ったという、きっとよくあるパターンです。
人と鬼の戦いの話ではあるものの、鬼も人間だったということや、すべての鬼が最初から悪い人間だったわけではなく、何らかの理由があって鬼と化してしまったという物語に涙することもありました。
心理的資本が「正」に転じれば、ポジティビティ溢れる光の存在にもなり得ますが、心理的資本が「負」のスパイラルに陥ってしまうとネガティブループに陥り闇に堕ちてしまいかねません。そう考えると、もとから悪い人ばかりではないという「人は弱い存在だ」という考え方に立ち返ることもできます。とても人間の弱さをうまく描いた作品ですよね。
また機会があれば、別のキャラクターにもスポットをあててみたいです。
というわけで、鬼滅の刃をご存知ではない方は、こちらをどうぞ!