「海賊王に俺はなる!」でお馴染み、海賊冒険マンガのワンピース、ご存知の方は多いと思います。麦わらの一味のリーダーであり船長の主人公モンキー・D・ルフィを中心に、魅力的な仲間たちが冒険を繰り広げます。
彼らは「ひとつなぎの秘宝”ワンピース”を求める=海賊王になる」という旅をしているわけですが、一味の仲間たちの旅の目的は一致しているの?ひとりひとりの意志ってどうなっているの?そうじゃなければ、なんであれだけのチームワークを発揮できるの?そんな疑問から切り込んでみたいと思います。
創作のお話の中ではありますが、ヒントになるポイントは多々あります。今回も、行動につながるポジティブな心の原動力となる「心理的資本」を高めるガイディングにもとづきながら簡単に解説したいと思います。
会社の組織に置き換えてみても、ひとりの個人の経営者の想いと、従業員ひとりひとりの想いが完全に一致するということは99.9%は無いのではないでしょうか。組織の目的や使命と個人の意志が一致することも珍しいと思います。もちろん、完全一致しているならば、ものすごいパワーを発揮するものだと思います。一部が重なっているということもあるでしょう。ただ、ぱっと見では全く関係ない目的や意志で働いていることの方が多いでしょう。
一方で、多様な考え方があってこそ生まれる価値もやっぱりあります。会社の目指す目的に100%のコミットメントをさせることが良いのかと言われれば、僕はそうではないと思います。それよりも、それぞれがこう在りたいと思う意志や、何のために働いているかという目的を尊重することの方が大切ではないでしょうか。
ひとりひとりが自分の意志に従い成長したり前進することが、結果として所属している組織の使命や、共感する経営者の目的にも貢献できているという実感を得られることの方が重要だと思います。メンバーの「働きがい(ワーク・エンゲージメント)」を高めることにもつながります。
こうした考えでチームをマネジメントできるかどうかは、リーダーが自分らしくリーダーシップを発揮できるかどうかが大きく影響もします。
以下の動画で10分間のショートセミナー形式でスライド解説もしております。よろしければご覧ください。
今回は、心理的資本の中の、特に意志と経路の力であるHope(ホープ)に注目しました!
それぞれの会社や組織の「ひとつなぎの宝」を目指して(!)、進んでいくためのヒントになれば幸いです。
心理的資本を開発するガイディングについて体系的・実践的に学んでいきたいという方は、PsyCapMaster認定講座の詳細をご覧ください。また、動画の中でもお伝えしていますが、組織の中核を成すリーダーの「意志と経路の力」は大きくメンバーに影響します。そんな中核となる人材のリーダーシップ発揮を支援したい場合はガイディングサービスCG1の詳細をご覧ください。
心理的資本に関する概要について知りたい方は、以下のページも参考に。
2022.09.15 「心理的資本」はウェルビーイング経営やワークエンゲージメント、キャリア自律に関わる要素として注目が集まりつつあります。心理的資本が重要視されている背景に触れながら、概要と動向についてまとめています。...
心理的資本とは?働きがいにつながる「内なるHERO」知っておきたい概要と潮流
ちなみに最後に余談ですが、ワンピースは初期のアニメ放送で見て、初めて知りました。当時私は高校生だったと思います。弟と妹が幼稚園に通っている頃だったでしょうか。リビングで、なんとなく弟がテレビをつけて見ていたので、乗っかって一緒に見た記憶があります。
その後は完璧には物語を追えてなく、なんとなく全体の流れを知っている程度なので、がっつりのワンピースファンの方からはツッコミがあるかもしれません(笑)
もう少し余裕ができたら「全巻」コミックを購入するか、サブスクの配信サービスで「全話」一気見して、もう一度最初からしっかりと物語を追っていきたい気持ちです。
もし、ワンピースについて知らない!という方、気になる方はこちらをどうぞ!