従業員の組織へのコミット度や、仕事への熱意などをあらわす「エンゲージメント」という言葉は、ここ数年ですっかり企業の人事領域で浸透してきた感があります。離職防止や生産性向上など様々な効果を期待して、この「エンゲージメント」を高めたいと考えている企業は多いのではないでしょうか。
一方で、従業員のエンゲージメントをサーベイで測ってみたものの高めるために何をしたらいいかわからない、あるいは施策を実施しても思ったような成果が得られない、といった声も多く聞かれます。
そこでにわかに注目を集めているのが「心理的資本」という概念です。心理的資本とは、一人ひとりが持つポジティブな心のエネルギーで、前向きな行動を起こすエンジンのようなもの。学術的にも業績との相関が認められており、開発可能である(意図的に高めることができる)ことも特徴です。一人ひとりの心理的資本が高まらないと、単に従業員のコミットを引き出しただけでは真に組織の活力は高まらない。打ち手は心理的資本に鍵があると考えられ始めています。
そこで今回は、日本における心理的資本の第一人者である大阪大学 大学院経済学研究科 教授の開本浩矢氏をお迎えして、株式会社Be&Doの取締役COOの橋本豊輝が様々なケースもご紹介しつつ、「エンゲージメント」施策だけでは解決できない、真にイキイキとした組織づくり・人材づくりをどうすれば実現できるのか?という課題について、トークしました。
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