ある日の我が家の晩ごはんでの出来事。
ご飯を炊き忘れていた私。
妻が先に巻き寿司の用意を進めてくれ、
テーブルの準備は完了。
さあ、後はご飯が炊けるのを待つだけ。
でも家族みんな腹ペコだったので、
妻が外出から買ってきてくれた
少し高級なプリンを先に食べることに。
カラメルソースを自分でかけて、美味しそう。
と思ったら妻が、「えっなにしてんの?」と引いている。
カラメルソースではなく、
巻き寿司用に買ったお刺身の”さしみ醤油”でした。
一瞬何が起こったのかパニックでしたが、遅れて
「…プリンの横にさしみ醤油を置くのは
ややこしいからやめるべき!」と、
私の”べき”の気持ちが心に渦巻く。
いやいや落ち着け。
かつての私なら、「俺のプリンがっ!!」と
取り乱していたかも知れない。
しかし今の私はPsyCap Master
(サイキャップマスター/心理的資本開発指導士)である。
ここはHERO(ヒーロー)のフレームワークの内の
「Optimism(現実的で柔軟な楽観力)」の思考法を使おう。
過去の結果は変えられません。
この経験を次に活かすための“意味付け”をしよう。
私のプリンに醬油をかけたのは、むしろ“良かった”のかも知れない。
まだ家族全員のプリンに醤油をかけた訳じゃない。
前を向いて、物事の良い側面に注目しよう。
まずは妻がプリンを用意してくれたことに
私は感謝すべきである。感謝の気持ちを持とう。
そして、思い込みで物事を進める自分に気付く機会を得た。
(袋の「さしみ醤油」の文字をスルーしていた)
思い込みが発生する状況を招いたのは、ご飯を炊いていなかった私だ。
思い込みが発生する状況を作らないことが大切だし、
ミスが起こったなら次に備えるという意識を持つようにしよう。
という訳で、無事に前を向くことができた私は、
今の自分がコントロールできる行動に集中し、
お皿に醤油を移し、少し高級かつ、ちょっぴり醤油味のプリンを
美味しく頂くことができました。めでたしめでたし。
さて、HEROのフレームワークを学べるのが
PsyCap Master認定講座です。
ぜひ本講座にご注目ください。
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本コラムは心理的資本研究所が発行している「Be&Do通信」(当社メルマガ)に掲載されたバックナンバーです。人と組織のイキイキに効く処方箋!として週1回、平日の朝にコラムや情報をお届けしています。
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