年末年始、懐かしい友人達と久しぶりに再会し、
名残惜しい気持ちを抑えて終電近い電車に乗り込みました。
少し飲み過ぎたのか、不覚にも眠ってしまった私。
慌てて電車を降りると、数駅乗り過ごしていたことに気づきました。
戻る電車は無し。山間部の駅で、
近くにコンビニもネットカフェも無し。
スマホの充電は残り6%。さてどうしよう・・・。
ロータリーまで歩くと、15名くらいの行列がタクシーを待っていました。
これはらちが明かない。正直お金も使いたくないし、
1時間歩けば家にたどり着けそう。
そう思い20分歩きましたが、道が危険で怖すぎました。
スマホ充電も残り2%に。絶対絶命のピンチ。
どうしようもなく、タクシー乗り場があるロータリーに引き返しました。
相変わらず多くの人が並ぶ列に、私も加わりました。
そこでふと思いつき、意を決した私。並んでいた人たちに話しかけました。
「すみません、目的地、もしかして同じ方面だったりしませんか?」
そうするとお一人の方から、「同じ方面です!」と嬉しい返答。
皆さん私と同じような境遇で乗り過ごした人たち。
お互いにトークが弾んできて、非常に盛り上がりました。
ある人からは、「充電器(モバイルバッテリー)があるので
今使ってください」と言ってくれました。
結果、待ち時間は楽しく過ごし、
スマホの充電不足を乗り越え、
タクシー代も折半で浮き、ピンチを乗り越えました!
この出来事、振り返ると、「レジリエンス(立ち直り乗り越える力)」
のフレームワークに乗っ取った行動になっていたなと感じています(笑)。
レジリエンスのアプローチに、「資産焦点型戦略」というものがあります。
乗り越えるために活かせる資産があるか考え、見つけた資産を活かすことです。
私が最初嫌だな~と思ったタクシーの行列は、見方を変えると、資産!ですね。
もちろん、人に恵まれていたことは間違いありません。
色々とラッキーでした。タクシー乗り場で居合わせた皆さん、
ありがとうございました。またいつかお会いしましょう(^^)
さて、レジリエンス(Resilience)を含む
HEROのフレームワークを学ぶことができるのがPsyCap Master認定講座です。
ぜひ本講座にご注目ください。
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本コラムは心理的資本研究所が発行している「Be&Do通信」(当社メルマガ)に掲載されたバックナンバーです。人と組織のイキイキに効く処方箋!として週1回、平日の朝にコラムや情報をお届けしています。
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