「人生は自分という乗り物をどう乗りこなすかだと思う」
テレビ番組カンブリア宮殿にて、
”逆転の発想力”でヒット商品を生み出す
デザイン会社kenma(ケンマ)代表の
今井裕平さんの言葉が、とても心に響きました。
今井さんは、元々建築家なのに絵が下手で
細部で考えるのは苦手という弱点を活かし、
逆に抽象化で捉えられることを強みにされています。
「私の場合はどちらかというと不幸。好きなものが下手なので」
「でも、下手くそなりの乗りこなし方があって、下手くそなりの乗りこなし方は誰もやらない」
自分という乗り物自体は大きく変えることはできません。
つまり、パーソナリティ/遺伝的な考え方や
能力を変えるのは難しい。
しかし、乗り物の”乗りこなし方”は
工夫や努力次第で変えることができますよね。
さて、「どう乗りこなすか?」の解は、
目標に向かう心理的エネルギー(=心理的資本)の構成要素である
HEROのフレームワークが言語化してくれていると思います。
Hope:自分のありたい姿、人生の目的を考える。同時に、達成するための複数の経路を描く
Efficacy:試行錯誤の中で学び、自信をつけていく
Resilience:リスクの乗り越えるために活かせる自分の資産を認識する
Optimism:物事を意味付けする。変えられないものを認め受け入れて前に進む
言語化された、自分という乗り物の乗りこなし方にも通ずる
このフレームワークを多くの人に知ってほしいと思います。
★HEROのフレームワークは、
「心理的資本開発指導士(サイキャップマスター)認定講座」で学ぶことができます
本コラムは心理的資本研究所が発行している「Be&Do通信」(当社メルマガ)に掲載されたバックナンバーです。人と組織のイキイキに効く処方箋!として週1回、平日の朝にコラムや情報をお届けしています。
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