人生、そして仕事。ライフ&キャリアを進んでいく中で「領域」を意識してみるのはどうでしょうか。
様々な経験を積みながら人は成長していくものですし、結果としてその人らしさが形成されていくものだと思います。大小さまざまな「領域(または分野)」が、どんどん掛け合わされていくことで、唯一無二の個性にもつながってくるのかもしれません。
誰だって新しい領域に踏み出す時には、まだ自信が無いものです。でも、そこで行動を起こして試行錯誤を繰り返していくことで、いくらでも熟達していくことは可能なんですよね。これは心理的資本における核と言っても過言では無い要素「エフィカシー(自信と信頼の力、効力感)」につながる話なんです。
「領域」と聞くと、人気コミック・アニメの「呪術廻戦」を思い出します。強い呪術師や呪霊が使う技のようなもので「領域展開」があります。自分の得意な領域に巻き込んで戦う、つまり自分の土俵に敵を持ってくるようなイメージの技です。これは、ビジネスシーンにおきかえてみることができないでしょうか。
今回も、行動につながるポジティブな心の原動力となる「心理的資本」を高めるガイディングにもとづきながら簡単に解説したいと思います。
以下の動画で10分間のショートセミナー形式でスライド解説もしております。よろしければご覧ください。
今回は、心理的資本の中の、特に自信と信頼の力(エフィカシー)に注目しました!
心理的資本を開発するガイディングについて体系的・実践的に学んでいきたいという方は、PsyCapMaster認定講座の詳細をご覧ください。また、組織の中核を成す貴社の人材の領域を強化していきたいという経営者の方は、中核人材のリーダーシップ発揮を支援するガイディングサービスCG1の詳細をご覧ください。
心理的資本に関する概要について知りたい方は、以下のページも参考に。
2022.09.15 「心理的資本」はウェルビーイング経営やワークエンゲージメント、キャリア自律に関わる要素として注目が集まりつつあります。心理的資本が重要視されている背景に触れながら、概要と動向についてまとめています。...
心理的資本とは?働きがいにつながる「内なるHERO」知っておきたい概要と潮流
ちなみに最後に余談ですが、「呪術廻戦」はアニメで観始めて、劇場版の「呪術廻戦-0」は長男と一緒に映画館で視聴しました。五条先生かっこいいですよね。でも脱サラ呪術師の通称”ななみん”こと一級呪術師の七海が個人的には印象深いです。津田健次郎さんの声もいい…(笑)
「呪い」が一つの大きなテーマとなっている作品ですが、こんな風に作品では定義されています。
呪い。
辛酸・後悔・恥辱…。人間の負の感情から生まれる
禍々しきその力は、人を死へと導く。
心理的資本の状態がネガティブだと、ストレスや不安が増大したり、人が頑張っているのを見て冷笑したり皮肉ったり、時にはルールを破ったり、問題行動を起こしてしまったりというマイナスな態度や行動につながると研究結果が出ています。「負の相関」というやつです。呪いとまではいきませんが、放置しているとよくないですよね。
自分なりの「領域展開」をして、ガイディングの技で負を祓っていきたいですね!おあとがよろしいようで…
というわけで、呪術廻戦をご存知ではない方は、こちらをどうぞ!