先日、友人の勧めで、
既に12万部を超えるベストセラーになっている
『新版 動的平衡』(福岡伸一著・小学館新書)を読みました。
こんなに難解なことを(iPS細胞の研究とか、ウィルスの仕組みなどなど)
こんなに簡単にわかりやすく(成功するダイエットの方法まで!)、
しかも、ついつい読みたくなる文章にできるなんて
どんだけ福岡博士って賢い人なんだ!?と
まずそこに驚愕したのですが、
この本で書かれている主題を私なりに言語化すると、
「生きる」とは、絶えず変わり続けること
というとてもシンプルなことでした。
いらないものを捨て、
今必要な形に作り変え、
新しいものを取り入れる
その歩みを止めないことこそが、
生命を維持するために最も不可欠で重要な営みなのだと。
これは、組織の生命活動においても
同じことだなと感じたんですよね。
組織として、イキイキと発展し続けていくためには、
常に、変わり続けなければならない。
今の私たちにとって必要なもの・必要な取り組みは何なのか?
それはおそらく1年前とは違うでしょうし、
もしかすると、1か月前、1週間前とも違うかもしれない。
変わることへの恐れはもちろん生まれますが、
常に鮮度高く「今」を見つめて、
勇気を持って「行動」し続けること、
それができる組織だけが、
長く発展して生き続けられるのかもしれないなと
そんなことを思ったのでした。
あなた(の組織)は今日、何を捨て、何を始めていますか?
本コラムは心理的資本研究所が発行している「Be&Do通信」(当社メルマガ)に掲載されたバックナンバーです。人と組織のイキイキに効く処方箋!として週1回、平日の朝にコラムや情報をお届けしています。
購読をご希望の方は以下のバナーリンクから登録してください。