Be&Do通信

【Be&Do通信コラム】対話って「互いに対する話」なので、傾聴だけでは成立しないはず、ですよね。

先日、当社主催のウェビナーに登壇くださった
精神科専門医で心理的安全性を高める組織行動変容を専門とされている
伊井俊貴 さん(メンタルコンパス株式会社 代表取締役/CTO)が、
心理的安全性は対話による風土づくりしか解決の手段はなく、
そしてその会話は傾聴だけでは決して心理的安全性の高い場は
つくれないとお話されていました。

カウンセリングであれば傾聴は重要ですが、
職場の中での対話は上司部下、同僚、関係なく
尊重しながらも自分の本音を話せないというのです。

この話を聞いて、ある人がぼやいていたことを思い出しました。
それは「上司がコーチングのレッスンを受けてから、
1on1で毎回『最近どう?それで君はどうするの?次にめざすものはなに?』
を繰り返すばかりで、上司はいったい何を期待しているのかわからない」
と言っていました。これでは一方的に詰められていると感じるだけですよね。

しかし、なんの場づくりもできていないのに、
いきなり本音で言いたいことをいうのは危険です。
そこで当社の心理的資本を開発する介入法(ガイディング)は
その解決策になると確信しています。

1on1やキャリア支援、ウェルビーングの開発に効果的であることは、
当社の中核人材の心理的資本を開発するガイディングプログラムのCG1や、
ワンショットガイディングというべき面談サービスでも成果と手ごたえを感じています。

ガイディングのスキルを学んでいただくPsyCap Master認定講座の
受講者の方からも同様の評価をいただいています。

職場での対話の場をいかに有意義にできるかが、
人材力、組織力に直結してきます。ガイディングに注目いただければ幸いです。

▼PsyCap Master認定講座
https://psycap-master.com/202210

本コラムは心理的資本研究所が発行している「Be&Do通信」(当社メルマガ)に掲載されたバックナンバーです。人と組織のイキイキに効く処方箋!として週1回、平日の朝にコラムや情報をお届けしています。
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石見 一女

石見 一女

Be&Do代表取締役/組織・人材活性化コンサルティング会社の共同経営を経て、人と組織の活性化研究会(APO研)を設立運営。「個人と組織のイキイキ」をライフワークとし、働く人のキャリアと組織活性化について研究活動を継続。「なぜあの人は『イキイキ』としているのか」第1章30歳はきちんと落ち込め執筆、プレジデント社,2006年。

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執筆者プロフィール

石見 一女

石見 一女

Be&Do代表取締役/組織・人材活性化コンサルティング会社の共同経営を経て、人と組織の活性化研究会(APO研)を設立運営。「個人と組織のイキイキ」をライフワークとし、働く人のキャリアと組織活性化について研究活動を継続。「なぜあの人は『イキイキ』としているのか」第1章30歳はきちんと落ち込め執筆、プレジデント社,2006年。

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