Be&Do通信

【Be&Do通信コラム】感情はパワーを増幅させる

人とAIの違いは感情があることだと思います。
(もしかすると将来のAIも感情を持つのかも知れませんが。)

感情には
①分離感情(外部からのきっかけで引き起こされるもの)
②帰属感情(個人の特性に関連するもの)
③ムード(そこに漂っている雰囲気)
があるとされています。

それらの感情は周囲に伝播し、様々な影響を与えます。
確かに不機嫌な人がネガティブな発信をすると、
それによって周囲に伝播しますよね。

ジャーナル・オブ・オキュペーショナル・ソーシャル・サイコロジーに
掲載された論文によると
「仕事でのネガティブな出来事が人の感情に与える効果は
ポジティブな出来事が与える効果より約5倍も強い」とあるようです。

この感情がやる気を引き起こしたり、
反対に問題を大きくしたりするのです。
私たち人間はこの複雑な感情を交えて人間関係を紡いでいます。
心理的資本は概念ですが、
意志や感情をコントロールするスキルでもあるのです。
仮に落ち込んで自信を失った時、どうやって自信を回復するか、
そしてその経験を次への行動に活かすかなど、体系化されています。

感情をうまくコントロールすることは
パフォーマンスやウェルビーイングに関係します。

本コラムは心理的資本研究所が発行している「Be&Do通信」(当社メルマガ)に掲載されたバックナンバーです。人と組織のイキイキに効く処方箋!として週1回、平日の朝にコラムや情報をお届けしています。
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石見 一女

石見 一女

Be&Do代表取締役/組織・人材活性化コンサルティング会社の共同経営を経て、人と組織の活性化研究会(APO研)を設立運営。「個人と組織のイキイキ」をライフワークとし、働く人のキャリアと組織活性化について研究活動を継続。「なぜあの人は『イキイキ』としているのか」第1章30歳はきちんと落ち込め執筆、プレジデント社,2006年。

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執筆者プロフィール

石見 一女

石見 一女

Be&Do代表取締役/組織・人材活性化コンサルティング会社の共同経営を経て、人と組織の活性化研究会(APO研)を設立運営。「個人と組織のイキイキ」をライフワークとし、働く人のキャリアと組織活性化について研究活動を継続。「なぜあの人は『イキイキ』としているのか」第1章30歳はきちんと落ち込め執筆、プレジデント社,2006年。

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