朝は保育園への送り&通勤として、
4歳娘と妻と3人で駅まで歩いています。
なだらかな下り坂で、20分少々歩きます。
好不調の波が激しめな娘。
ダッシュも交えてスイスイ笑顔で進む日もあれば、
「もう疲れた〜」「ママ抱っこ〜(パパではない)」
と歩かない日もあります。
ある朝。娘が全然歩いてくれなくて、
私が「頼むから歩いて〜」と言っていると、
妻は娘に「いつも歩いてくれてありがとう。疲れるよね。」
と声を掛けてました。
なるほど。感謝や労いの視点を私は
完全に失っていたことにはっと気が付きました。
良い点に注目する思考法を、
組織開発では「ブライトスポットに注目する」と表現します。
ネガティブな点ばかり見て、それをダメだと指摘しても、
人は嫌悪感を抱きます。
大人なら心を殺して従うかも知れませんが、
それは長続きしないでしょう。ましてや幼い子どもには通用しません。
それよりも良い点を見つけてフィードバックしたり、
感謝を伝えるほうが、お互いポジティブだし、
結果として前向きに行動を起こす心のエネルギーとなります。
朝の通勤時、余裕がないときほど、ネガに注目がいきがちですが、
そんなときほど、ブライトスポットに注目したいと思いました。
さて、皆さんは日頃から
ブライトスポットに注目する視点を持っていますか?
以前、コラムを書きましたので、ぜひご参考ください。
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本コラムは心理的資本研究所が発行している「Be&Do通信」(当社メルマガ)に掲載されたバックナンバーです。人と組織のイキイキに効く処方箋!として週1回、平日の朝にコラムや情報をお届けしています。
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