Be&Do通信

【Be&Do通信コラム】コミュニケーターが職場に存在する重要性

ある雑談の場で、職場に優秀な「コミュニケーター」がいることで
組織運営が円滑になり、業績にも大きく影響するという話がありました。

当社代表が過去に、とある企業の好業績組織の調査に関わったそうです。
実は調査に入った時には業績は下降傾向にあったのですが、
調査をしていくと、どうやら業績が下がり始めたのは「コミュニケーター」
としての役割を果たしていたメンバーが他部署へ異動してしまった頃からだったそう。

上記の話は特定の会社の支社の話でした。
ふりかえってみれば、私が過去に経験した活気づいている職場はもちろんのこと、
コワーキングスペースのような場でも共通点があったように思います。
明らかに優秀なコミュニケーターが職場に存在しているのです。

ひとりひとりがどんな人なのかを把握していて、
誰と誰が情報を共有すれば、良いシナジーが起こりそうだということを
感覚的に分かっていて率先してお節介を焼くのです。
実は俯瞰してその職場を観察することができているからこそ、
できるワザだと思うのですが、タイミングも絶妙だったりします。

まるで組織のハブのような存在です。
その人のところに情報も集まってくるようになるでしょう。

常連客が絶えないスナックやバーのような…

私がかつてハマった某ロールプレイングゲームの中には
「ルイーダの酒場」という場所がありました。
旅の仲間集めをする街中の酒場です。
コミュニケーターの人はまさしく「ルイーダさん」のような存在なのかも。

そんな人は、社内の「社会関係資本(人的ネットワーク)」を豊かにする
隠れたスター社員と言えるのかもしれませんね。

本コラムは心理的資本研究所が発行している「Be&Do通信」(当社メルマガ)に掲載されたバックナンバーです。人と組織のイキイキに効く処方箋!として週1回、平日の朝にコラムや情報をお届けしています。
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橋本豊輝

橋本豊輝

株式会社Be&Do 取締役 COO/日本心理的資本協会 事務局担当理事。PsyCap Master® Exsecutive Guide。組織活性化プログラムの開発・提供や、人材育成サービスの開発、マネジメント支援ツールの設計に携わる。企業の管理職や従業員など働く人のWellbeingをサポートする外部メンターとしても活動中。心理的資本を高める手法を追究している。著書に「心理的資本をマネジメントに活かす」(共著)中央経済社,2023年がある。

心理的資本の概要/高める方法を資料で詳しく見る!心理的資本とは、人が何か目標達成を目指したり、課題解決を行うために前に進もうと行動を起こすためのポジティブな心のエネルギーであり、原動力となるエンジンです。「心理的資本について詳しく知りたい」方は、以下の項目にご入力のうえ「送信する」ボタンを押してください。
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執筆者プロフィール

橋本豊輝

橋本豊輝

株式会社Be&Do 取締役 COO/日本心理的資本協会 事務局担当理事。PsyCap Master® Exsecutive Guide。組織活性化プログラムの開発・提供や、人材育成サービスの開発、マネジメント支援ツールの設計に携わる。企業の管理職や従業員など働く人のWellbeingをサポートする外部メンターとしても活動中。心理的資本を高める手法を追究している。著書に「心理的資本をマネジメントに活かす」(共著)中央経済社,2023年がある。

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