Be&Do通信

登山で学んだ、ポジティブなときほど「目標への経路」をふりかえる大切さ 

先日、友人と登山に行って参りました。徳島県にある三嶺(みうね)山という場所です。
登山ビギナーの私が、初めて中級者向けの山に挑戦ということで、
思った以上に苦戦、予定していた道から度々外れ、苦難の連続でした、、、!

そこで痛感したのが、「登るべき正しい道を歩いているかどうか、
定期的にふりかえることが重要」ということです。
登山なんだから当たり前と思うところですが、これが案外難しいのです。

疲労が溜まり疲れが出たときや、時間に焦っているとき、
楽しい(友人と会話に盛り上がっている)とき、
調子良く前に進めている( 広い登山道を歩いている)とき、
気付けば道を誤ってしまっていたのです。

特に注意が必要なのは、楽しい/調子が良いとポジティブな状態のときだと感じました。
疲労や焦りについては、「今ヤバイな」と備えられます。
でもポジティブな状態だと、自分のミスを疑わず、
正しいと思い込んでいて、気付けば視野が狭くなっていました。
分かれ道の存在に気付いていなかったり、案内の看板をスルーしていたり、、、

これは仕事にも通ずる経験でした。
例えば受注が増えて忙しいとき、調子良く結果が出ているときほど、
目標に向かって進めているか、ふりかえることを疎かにしてしまいがちです。
でも、ビジネスの変化のスピードが早まっている中、
その業務が気付けば目標へ向かう道から外れてしまっていることもあり得ます。

目標へ到達するための経路を歩むべく、
定期的に自身の業務をふりかえり、
必要に応じて軌道修正していくことが大切です。
ポジティブなときほど、このことを意識したいですね!

ちなみに、苦労して辿り着いた山頂は、最高の景色でした!
大変でしたが、登ったからこそ得られた気付きがたくさんありました。
この経験を活かして、懲りずにまたチャレンジしたいと思います。

本コラムは心理的資本研究所が発行している「Be&Do通信」(当社メルマガ)に掲載されたバックナンバーです。人と組織のイキイキに効く処方箋!として週1回、平日の朝にコラムや情報をお届けしています。
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赤澤智貴

赤澤智貴

株式会社Be&Doの事業開発ディレクター。大阪府柏原市出身。学生時代、野球部のキャプテンを務める中でチームマネジメントの難しさを実感。自身がイップス(精神的な要因で思い通りにボールを投げられなくなる症状)に苦しんだ経験から、「人を怒りでコントロールするのではなく、前向きな気持ちやモチベーションを引き出すリーダーシップ」が重要だと気づく。新卒で採用支援会社にて企画営業を経験した後、2019年に株式会社Be&Doに参画。事業開発全般に携わり、PsyCap Master認定講座の運営責任者も務め、個人・組織の心理的資本の向上を追及している。また、個人の活動としてアンガーマネジメントの普及活動にも取り組み、企業研修の実施や、関西支部の副支部長としてコミュニティ運営にも携わる。

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執筆者プロフィール

赤澤智貴

赤澤智貴

株式会社Be&Doの事業開発ディレクター。大阪府柏原市出身。学生時代、野球部のキャプテンを務める中でチームマネジメントの難しさを実感。自身がイップス(精神的な要因で思い通りにボールを投げられなくなる症状)に苦しんだ経験から、「人を怒りでコントロールするのではなく、前向きな気持ちやモチベーションを引き出すリーダーシップ」が重要だと気づく。新卒で採用支援会社にて企画営業を経験した後、2019年に株式会社Be&Doに参画。事業開発全般に携わり、PsyCap Master認定講座の運営責任者も務め、個人・組織の心理的資本の向上を追及している。また、個人の活動としてアンガーマネジメントの普及活動にも取り組み、企業研修の実施や、関西支部の副支部長としてコミュニティ運営にも携わる。

研究員リスト

  • 赤澤智貴
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  • 橋本豊輝
  • 石見 一女
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  • 岡本映一
  • 雪丸由香

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